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日本空軍がLeoLabsに状況認識ソフトウェアで数百万ドル規模の契約を締結

LeoLabsの宇宙状況認識ソフトウェアは、数百万ドル規模の新しい契約により、航空自衛隊をサポートする予定であることを発表しました。

LeoLabs・・・シリコンバレーのパイオニア的研究機関であるSRI Internationalのスピンアウトとして2016年に設立された、低軌道マッピングとSSAデータアクセスを提供するベンチャー企業です。LeoLabsのサービスには、衝突防止、リスク評価、コンステレーション監視、商用SSAなどが挙げられます。LeoLabs は、現在、低軌道における世代的変革を推進する規制当局・宇宙機関、商業衛星事業者、防衛機関、科学・学術機関にサービスを提供しています。LeoLabsのコアテクノロジーの1つが、LEOにあるデブリや衛星を追跡する、特許出願中のグローバルなフェーズドアレイレーダーネットワークです。このネットワークから出力された観測データは、LeoLabsのマッピングおよびSSAソフトウェアプラットフォームの基礎となっており、タイムリーで正確な軌道および状況データを提供いたします。LeoLabsは、日本のウエルインベストメントをはじめとする世界的に著名な投資会社からご支援いただいております。

LeoLabsのHP

航空自衛隊は、追跡・監視、衝突回避、その他のサービスを含むLeoLabsのデータおよびサービスプラットフォームを使用することになります。LeoLabsは、防衛省の宇宙空間認識能力を強化するために、これらのサービスへのアクセスや関連するトレーニングを提供します。防衛省は、伊藤忠商事の子会社である伊藤忠アビエーション株式会社を通じて、この契約を締結しました。

「LEOにおける持続可能性と安全保障上の脅威の両方に対処するための唯一最大の課題は、データ不足を解消することです。これは日本だけでなく、すべての宇宙開発国家に言えることです。LeoLabsの商業的なインフラは、このデータ不足を解決する唯一の実行可能で拡張性のある方法であり、それが今回の契約によって航空自衛隊が活用できるようになるものです。」

LeoLabsは、人工衛星や軌道上のゴミを追跡する6つのレーダーのネットワークを持っています。SpaceX Starlink、OneWeb、Planetなどの大型コンステレーションは、このプラットフォームを使用して衛星を追跡しています。

【原文へ】" Japanese Air Force Awards LeoLabs Multimillion-Dollar Contract for Situational Awareness Software "

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