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日本のAxelspaceがシリーズCで2400万ドルを調達

東京を拠点とする地球観測会社のAxelspaceはシリーズCの資金調達に成功し、25億8000万円 (2380万ドル) を宇宙フロンティアファンド、日本共同投資3社、31ベンチャーズ、京セラ、三菱UFJキャピタルなどから調達しました。

Axelspace・・・超小型人工衛星の開発製造及び超小型衛星を利用したソリューションの提案を手がけるベンチャー企業。同社の技術は、毎日、低コストで全球をカバーするモニタリングプラットフォームを高周波カバレッジで提供し、光学センサーを用いて地上解像度画像を取得することで、企業が高品質な画像データにアクセスできることを目的としている。

その結果、Axelspaceは新投資グループに新株式を割り当てます。

Axelspaceは次世代の地球観測 (EO) プラットフォーム『アクセルグローブ』 (AxelGlobe) を開発しています。このプラットフォームは、10基のマイクロ衛星からなる衛星群によって運用されます。同社はこれらの衛星のうち4基を3月に打ち上げ、残りの6基を2023年末までに軌道に乗せる計画です。

Axelspaceの中村裕也社長は、 「衛星コンステレーションの運用は日本初の成果であり、日本の宇宙活動の歴史に新たな1ページを加えたことを大変誇りに思っています。」 と述べています。「2021年を世界に向けて衛星データを発信する最初の年と位置づけ、幅広い業界の様々なプレイヤーとの連携・パートナーシップを加速します。」

Axelspaceは、AxelGlobeを精密農業、地場銀行、保険分野への応用に向けて準備を進めています。これらの分野は、ますます多くの新しい観測・データ企業がこの分野に参入するための競争市場になりつつあります。

【原文へ】" Japan’s Axelspace Scores Nearly $24M in Series C Funding " © 2021 Access Intelligence

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