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SatixFyとSWISSto12がデジタル衛星ペイロードで協力

SatixFySWISSto12は、高度な衛星ペイロードの研究のための戦略的コラボレーションを形成しました。両社はそれぞれ、高度なデジタルペイロードを補完する製品を提供しており、この分野で複数のプログラムに共同で取り組んでいます。

SatixFy・・・衛星通信をサポートするために設計された特定用途向け集積回路の開発者。同社の回路は、コスト、サイズ、重量、電力を削減し、ユーザー端末、ペイロード、ゲートウェイ機器のパフォーマンスと衛星容量のエアタイム (OPEX) のコストを向上させ、ユーザーが相当な低コストの端末、ペイロードプラットフォームからの容量使用率の大幅な増加、バッテリードリブンのIoTデバイスの低電力アーキテクチャを得ることが可能。
SWISSto12・・・Radio Frequency (RF:無線周波数) アンテナ、導波管、フィルタ、および統合サブシステム製品を提供する企業。同社の製品は付加的製造 (3 Dプリンティング) 技術に基づいており、衛星通信、宇宙機器、レーダー、リモートセンシング、テストおよび測定アプリケーションに使用されている。

デジタル・ペイロードは、ビーム・ホッピングおよびビーム形成プロセスを行うことができる構成可能な、チャネル化され、切り替え可能な、再生可能なペイロードを供給するために、オンボードのデジタル信号処理能力を必要とします。両社は、通信事業におけるエンドツーエンドのペイロードや、統合、システムエンジニアリング、最適化といったアプローチの共同開発を計画しています。

6月24日木曜日の発表では具体的なプロジェクトには言及しませんでしたが、SatixFyは最近、OneWebが主導するプロジェクトで英国のビームホッピング衛星プロジェクトに取り組むために、3500万ドルの賞金を受け取りました。SatixFyは柔軟なデジタルペイロードとビームフォーミング技術でソフトウェア定義の高帯域幅製品ポートフォリオを持ち、SWISSto12は無線周波数 (RF) アプリケーション用の3Dプリント機能を使用するアクティブアンテナ技術を持っています。

「今回のSatixFyとの提携により、両社のユニークな製品機能が統合され、次世代の高度な通信衛星ペイロードのメリットがもたらされます。これらの新しいペイロード製品を提供するために、衛星インテグレーターと協力することを楽しみにしています。」とSWISSto12のCEOであるDr.Emile de Rijk氏はコメントしています。

【原文へ】" SatixFy and SWISSto12 to Collaborate on Digital Satellite Payloads "

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