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日本の推進系スタートアップ、ペイルブルーがさらなる資金調達を実施

日本の宇宙推進スタートアップ企業であるPale Blue社は、750万ドル(10億円)の追加資金を獲得したと10月5日に発表しました。同社はまた、日本の国立研究開発機関であるNEDOのディープテック・スタートアップ(DTSU)支援プログラム「DMPフェーズ(量産に向けた実証開発)」に採択されたことも発表しました。

Pale Blueは今後、量産に向けた推進システムの設計を強化しながら、新たな生産施設を設立します。Pale BlueのシリーズBの資金調達は、同社の長期投資家である三井住友海上ベンチャーキャピタルとインキュベイトファンドとの間で行われました。

シリーズBの資金調達により、Pale Blueは小型衛星用推進システムの研究開発をさらに加速させることを目指します。さらに、2023年3月に水ベースの推進システムの軌道上での運用に成功した後、同社はチームの規模を拡大し、生産施設を設立する予定です。同社は2020年に設立され、日本の宇宙分野で注目される企業となります。

同社の共同設立者でありCEOである浅川純は、次のように述べています。「受賞したDTSUプログラムを通じて、量産技術の確立に向けた研究開発を加速し、必要な生産設備を導入します。水ロケット推進システムは、宇宙産業の持続的発展に貢献します。私たちは、宇宙産業の中核となる新技術の開発とモビリティ・インフラの構築を継続していきます。」

【原文へ】Japanese Propulsion Startup Pale Blue Secures Further Funding

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