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衛星用ハードウェアのスタートアップ企業Somewear Labsが1370万ドルのシリーズAラウンドを獲得

衛星ハードウェアのスタートアップSomewear Labsが、AT&Tの元CEOであるDavid Dormanを委員長とする十数名の現・元CEOが参加したシリーズAラウンドで、1370万ドルを調達しました。

2017年に設立されたSomewearは、遠隔通信のためのソフトウェアプラットフォームと衛星ハードウェアを提供しています。防衛、企業、アウトドアユーザー向けに、Iridiumの衛星ネットワークを利用したオフザグリッド通信を行うGlobal Hotspot製品を提供しています。今回の資金調達により、接続が不安定な環境でのプラットフォームの支援能力を高め、世界的な影響力を拡大するとしています。

「もし私たちが勝てば、奥地で足を骨折した人が助けを呼べるようになることを意味します。つまり、カリフォルニア沖1,200マイルの地点で患者を治療している救助のプロが、陸に上がった外科医から指導を受けられるということです。紛争地域にいるチームが互いの状況を把握することもできます。そして、稀ではありませんが、人命が救われることを意味します。CEOのJames Kubik氏は、LinkedInに投稿した今回の資金調達について、「私たちのチームが日常的に与えているインパクトは、私たちを前進させる原動力になっています。

投資グループには、元IBM CEOのSam Palmisano氏、Cisco CEOのChuck Robbins氏、Silver Lake Partners共同CEOのEgon Durban氏らも含まれています。

「Somewearは、多くの潜在的なユースケースを持つ、安全で機能豊富なアプリケーションプラットフォームを作り上げました」とDormanはコメントしています。「当社の投資グループは、通信技術領域において重要な経営専門知識と深い投資経験を持っています。私はこの投資に参加することに興奮し、Somewearのチームと密接に協力して、ビジネスを成功させる努力をすることを楽しみにしています。

【原文へ】" Satellite Hardware Startup Somewear Labs Raises $13.7M Series A Round "

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