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SynspectiveがシリーズB資金調達ラウンドで1億ドルを調達

日本の合成開口レーダー(SAR)衛星データおよびソリューションを提供するSynspectiveは、さらに1億ドルの資金を調達しました。同社は3月29日、シリーズBの資金調達ラウンドを発表しました。このラウンドには、損保ジャパン、野村スパークス・インベストメント、パビリオン・キャピタルなどが参加しました。同社はこれで創業以来、約2億ドルの資金を調達したことになります。

株式会社Synspective・・・小型SAR衛星を開発、運用し、衛星データを提供するとともに、衛星データを活用したソリューションサービスを提供する日本の企業。 内閣府「ImPACT」プログラムの成果を応用した独⾃の⼩型合成開口レーダー衛星を開発し、観測したデータを販売している。

Wikipedia

Synspectiveは、高頻度・高解像度のSAR衛星を開発・運用し、データ解析とソリューションサービスを提供しています。2026年までに30機のSAR衛星のコンステレーションを確立し、広域・高周波の地球観測を可能にすることを目指している。新資本の使途は、SAR衛星の開発・製造・打ち上げ・運用、量産設備の準備、衛星の開発などを予定しています。

Rocket Labは、3月1日に同社2号機の衛星を打ち上げたばかり。

「新たな投資家や協力パートナーを迎え、より強力に、そしてグローバルに事業を拡大できる機会を得たことに大変感謝しています。シリーズAを超える資金調達ができたことは、投資家、パートナー、そして一般の方々からの大きな期待と信頼と受け止めて、30機のSAR衛星群の拡充をさらに加速させ、データ解析技術を強化し、持続可能な未来のための『学びの世界』を実現します。」と、Synshpectiveの創業者でCEOの新井元行氏は声明で述べています。

【原文へ】" Synspective Raises $100M in Series B Funding Round "

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