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通信制高校っていう選択肢も、ふつうにあっていい。

今日も、学校にやってきた学生たちと勉強におしゃべりに、楽しく一日が過ぎた。

岐阜駅すぐの通信制高校サポート校という場所で、スタッフとして関わり始めてからもうすぐ2年が経つ。

最初は、通信制高校って何?、サポート校って何?という状態で、経験もないので、とにかく目の前のこと、指示されたことをとにかく聞きながらやっていくことで精一杯だった。

ほとんどの中学生は、通信制高校について、詳しくは知らない。進路指導でも、選択肢にはなかなか入ってこない。私もそうだった。

でも、今もし中学3年に戻れるなら、積極的に通信制高校も選択肢の一つに入れたい。

それはなぜか。

  1. 与えられるだけの学びに得られるものは少ない。自分で何を、どうやって学ぶのかを考え、そういう学び方を経験できる。

  2. 時間を自分でコントロールできるから、やるべきことはしっかりやるが、それ以外に時間を作れば、やりたいことに時間を投入できる。

通信制高校で求められるのは、「大人の学び方」だ。これは、それ以降の人生、まずは大学で、そのまま役立つ経験になる。

今関わっているサポート校にはいわゆる「先生」はいない。毎日来なくてもいい。時間も決まってない。大きな校舎もない。制服ももちろんない。

というのは逆の言い方をすれば、「自分で決めていい」ということだ。そのためには、主体的な考えなくてはならない。

主体的に学べるようになるためにサポートする。それが私の役割なのかな、と。

具体的には、レポート作成とテストのサポート。そして千葉にある学校への定期的なスクーリング(対面授業を受ける)引率。

それ以外の時間は、その子の今学びたいこと、知りたいこと、経験したいことを全面的にサポートする。

そして個人的な悩みも、親戚のおじさん、おばさんのような斜めの立ち位置でじっくり話を聞き、一緒に考える。

本当の意味で、その子が一人で立ち、幸せに生きていけるようにサポートしたいと改めて感じた。

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