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5歳までは働くな!?外の「リッチ」より中の「リッチ」が最優先

ずっと前に、ひろゆきの切り抜きかなんかを見てたら「子供が5歳になるまでは、お金稼ぎより子供との時間を大切にした方がいい」的なことを言ってたんだよね。

お金稼ぎよりって、それは貯金4億もあるあなたみたいな人にしか言えないセリフだよね。稼がないと家賃払えないし、食ってけない一般ピーポーは否応なしに働かないといけないの!!!ってやさぐれながら聞いてたっけ。

うちの長男は今年の9月に6歳になるんですけどね。なんだかんだ言って、ひろゆきが言うような「お金稼ぎよりも子供と一緒にいる暮らし」をしてきて、一般のサラリーマンファミリーよりたくさんの幼少期を親である私たちと過ごしたと思う。

うちは夫婦共に自営なので、自由だけど不安定な綱渡り系家族(大絶賛、めざせ自由と安定の良バランス!デス)。

2020年のコロナ真っ只中に産まれた次男。産褥期の時に起業スクール入った時は、「何でそんな体で…」って言われたっけ。そりゃ夫の稼ぎが安定してたら私だって休みたかったよ、コロナだったし。けど、ロックダウンして夫のビジネスが傾いて、幼い子供2人いて食いっぱぐれなんか出来ないから、家族の誰かが稼がないといけない!そんな必死な気持ちで夜間授乳しながら、眠たい目をこすりながら必死に稼いだりした。でもなかなか難しいのよね、ビジネスの継続って。(遠い目)

まあそんな感じで、バンバン稼ぎたかったけどなかなか思うようにいかず、働きたい気持ちはあるけど需要がなくて自宅にいた結果、まだ幼い子供達と
多くの時間を過ごしたんですね。

でね、大人になって思うのが意外と「インナーチャイルド」に悩む人が多いってこと。体だけは立派な大人になったのに、幼少期に得るべきだった親(特に母)からの愛情アテンションに欠けていて、今でも幼少期の自分が心の奥底で叫んで欲している。

私のタイ人夫の友達ってお金持ち出身の人が多いんだけど、話聞いてると経済的にはリッチなんだけど家族は機能不完全家族だったりする。だからこそ誰よりも幸せな家庭を築きたいと思ってるのに、幸せな家庭を知らないから、どうしたら幸せな家族になれるのかが分かってなさそうな。

子供はアートとかインドアな遊びが好きなのに、自分が子供の頃父親と自転車とかで遊びたかったのに遊べなかったからって、それが幸せのカタチだと信じて?か、自分の理想を子供に押し付けるとかさ。子供は自転車なんていらないのに、無理やり一緒にお店見に行ったりしてるんだよね。それよりクレヨン買ってあげなよ、的な。

我が家は本当に中流の一般ピーポー家族なんだけど、そのお金持ちの友達によく「お前の家族はいつも幸せそうだよな」って結構な頻度で言われるらしいんですよね。まあ、誰だってSNSで不幸せアピールはしないと思うんだけど、日頃私たちと接していて思うらしい。だから週末しょっちゅうお声がかかって、一緒にご飯食べたりプール入ったりする。ただ飯いただいて、申し訳なさげな私たち。

でも何度も「どこか出かける時は声かけてね!」って言われるのは、彼が望む「幸せな家族」である私たちと一緒にいたら、自分たちもそうなれるんじゃないか?とか、何かヒントを得られるんじゃないか?って思ってるのかなと思うほど。

私とタイ人夫の共通点として、幸せな家族出身であるってことがあるんです。生まれも育ちも一般ピーポーなんだけど、機能完全家族に愛情たっぷりに育ててもらってるから、お金はそこそこでも心はリッチなんだと思うんです。だから、お金はリッチなんだけど心はリッチじゃないお金持ちの友達からしたら「なんかあいつら幸せそう」に見えるのかなって。

お金っていくつになっても稼げるじゃないですか、その気にさえなれば。けど、心の方は幼少期っていう期間限定な時期に、しかも両親(特に母)っていう限られた人からしか得られないものだと思うんです。だからこそ、心のリッチを育てるために、5歳まではより多くの時間を子供と過ごす必要があるんだと思う。100%は無理でも、なるべく一緒に過ごす努力を私達親はするべきなんではないかな。

働けなかったあの頃は辛くて、自分のことお荷物妊婦嫁ってどこまでも責めた。でもお金じゃ買えない、子供達の人生を大きく左右するであろう自己肯定感とかインナーチャイルドとかに時間を投資したと思えば、とってもいい仕事をしてたんだと思う。今はそう思えます。

子供が求めているのは、心のリッチ。お金がリッチでも、心がリッチじゃなきゃ幸せじゃないっぽいですよ。


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