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キャタルがバンコクに教室を出すことになりました

 アジアで最もコスモポリタンな都市は、間違いなくバンコクだと思います。タイ人の多様性に対する寛容さ、アジアの中心に位置する地政学的な優位性、外資の招致を優遇する政策に加え、食をはじめとする文化の魅力が、観光客だけでなく移民や労働者、そして資本までもを世界中から集めています。

 バンコクのコスモポリタンぶりは、インターナショナルスクールの数からも推し量られます。人口600万と、東京の1200万人と比べると半分ですが、インターナショナルスクール小中高の数は、約150校と東京の約30校と比較すると5倍、密度で考えると10倍のインターナショナルスクールがあることになります。

https://www.property-match.com/blog/en/より

 一時よりは少なくなってきているとは言われていますが、日本人の数も約10万人(いろいろな数字が存在しているので、正確な数は不明)で、バンコク日本人学校の生徒数は2,000人越えで世界一大きな日本人学校です。

 こんな街に住んでいる子どもたちは、どんな世界観や価値観を持っているのでしょうか。例えば、もし私がバンコク日本人学校に通っている小学生なら、英語を話せるようになりたいと、うずうずするでしょう。このまま英語が話せるようにならないで、日本に帰ったとしても、帰国子女と呼ばれてしまうのではないかと不安です。またもし、インターナショナルスクールに通う境遇にあったとしても、小さい頃から英語環境にいるタイの富裕層やネイティブスピーカーたちに囲まれ、強い焦りを感じているでしょう。そんな危機意識が高い子供たちが、このコスモポリタンな社会の中で英語を磨きたいと考えたとき、誰がその手を掴んで正しい学習法へと導いてあげているのでしょうか。そう考えたときに、バンコクにキャタルを出そうと考え始めました。

 バンコクに住む子供たちは、きっと日本にいる子供たちよりも英語に苦労しているはずです。先ほどの例だと、日本人学校に通う生徒が英語を学ばないまま日本に帰ったり、インターに通う子供がESLに長く留まったまま劣等感を抱いたりと、英語が当たり前の環境だからこそ英語に対する不安と、願いは強いのではないかと思います。

バンコク日本人学校
https://blog.goo.ne.jp/imaken-thaiより

 これはきっと日本人だけでなく、現地のタイ人も数あるインターナショナルスクールに通いながら、英語力を早くに上げたいと考えているでしょうし、タイに赴任している諸外国の子供たちも同じ思いです。

 バンコクへの進出の話を、現地のタイ人や日本人の友人に話すと、決まって「日本人に英語を学びたいタイ人なんていないよ」と言われます。ははは。それはそうでしょう。英語が苦手で有名な日本人から、英語を学びたいと思うタイの富裕層は今はいないでしょう。ただ、世界中の英語を学ぶ高校生にとっては、TOEFL100点を取ることが共通のゴールとなっています。TOEFL100点をとっていれば、留学でも卒業後の社会生活でも生きていけるのです。そしてキャタルは、そのTOEFL100点を海外にいかずにとれる日本人を育ててきました。このカリキュラムを使えば、バンコクという場所で英語に危機感を感じている子供たちになら、同じことができるはずです。英語を英語で学ぶカリキュラムは、誰に対しても有効なはずです。

 教育において、一人ひとりの生徒が抱える問題は本当に様々です。国よっても、地域によっても、家庭によっても、そして一人ひとりにとって、問題がユニークなのです。その一方、解決策はかなりユニバーサルであったりします。なぜなら、前述したように世界中の高校生にとって英語におけるゴールはTOEFL100点レベルと共通しているからです。それがIELTSだったり、英検だったりの差はあるが、それぞれが国際基準に準拠しているので根本的にやらなければいけないことは変わりません。ユニバーサルな解決策を考え続けてきた、キャタルのカリキュラムなら、国籍は問わず一人ひとりのユニークな問題の解決策になるのではないかと考えています。

 僕はアメリカにいるときに考えました。日本のサービスは世界一だなと。日本が世界に誇れる産業の数は少なくなってきている中で、サービス業はその一翼を担えるポテンシャルを持っています。その証拠に昨今のインバウンド需要の高まりは、サービスの質があってこそだろう。教育は究極のサービス業と言われる中で、世界に挑戦する教育企業がもっとあってもいいのではないでしょうか。英語に苦しんできた日本人だからこそ、その解決策も提示できる部分があるのではないかと思います。生徒たちに世界に挑戦できる人間になれと激励しているのに、自分たちが世界に挑戦しないままでいていいのでしょうか。もし、今その挑戦をしなかったら、世界に挑戦できない会社になってしまうのではないかと、

 そんな強い思いと、それを後押ししてくれる人に出会えたことから、この度キャタルはバンコクプロンポンに教室を出すことにしました。セミナーを開催するので、ぜひバンコク在住でご興味のある方はご参加いただければと思います。下記のプレスリリースより、申し込みいただけます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000072695.html?_gl=1*upx59m*_gcl_au*NDI1Mzc4MjE5LjE3MTEzNzc4ODg.&_ga=2.127442573.1675065875.1713012753-423965003.1695712770


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