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伝え方、伝わり方

どーも。AVAちゃんです。




今回は「伝え方・伝わり方」ということを書かせていただきます。


私自身教育を志す者として、指導(伝え方)にはかなり神経を使っています。伝え方次第で相手のリアクションも変りますし、相手の理解力も上がります。故に伝え方次第で相手の人生を変えてしまう可能性があるということです。相手にいい情報を伝えるためには、自身が確実に明確に相手に情報を伝えられるような状況を作り出さないといけません。


今回はその際に気を付けたほうがいいこと(伝え方)と、逆に聞く側の人間の立場になり、どういうように受ければ自身のためになるか(伝わり方)を書いていきます。






前編:伝え方


皆さんは人になにか伝えるときに意識していることはありますか?もちろん相手によって変ることはあると思いますが、基本的には無意識に言いたい言葉をただ並べているだけだと思います。


例えば、勉強をしている子供に対して(お?勉強してるやんけ。頑張れっていってあげたろ。)「よー!勉強どうだい?ええとこいけるように頑張れよー!」みたいな感じです。

適当ですね。(笑)しかし子供は勉強がわかりませんでした。「お父さん、ここわからないから教えてー?」と言われたとします。あなたはどのようにその勉強を教えますか?恐らく大半の人が勉強の内容しか教えないと思います。これでは応用が来た時に反応できません。子供はすごく単純で素直です。(いや、それでわからんから聞いとるんやけどなぁ。。ま、とりあえず)「ありがとー!」って感じで思っています。故に伝え方というのは、「相手が理解できるまで徹底的に教える」ということです。理解できるまで教えることができるとどうなるかというと、(ここもわからんなぁ。。。ん?これっておとんが教えてくれたやつじゃね?ってことは・・・できた!!)ってなります。理解できているとその問題の応用にも対応できます。なぜなら理解できているからです。

 

ということは、逆に今現在の伝え方だと理解してもらえません。なぜならあなた自身が言いたい言葉だけをつらつらと並べているだけだからです。


例えばサッカーの指導をする際に、「ボールは手で持っちゃいけないんだよー。あの四角いゴールにボールを蹴って入れたら点が入るよー。点を多くとったほうが勝ちだよー。」と伝えます。するとそれを聞いた子供たちは「なるほど!ボールを蹴ってゴールに入れまくれば勝てるのか!」となります。でもこれだとスローインの時に蹴って中に入れようとしたり、キーパーなのに手を使わなかったりしますし、ボールを蹴ろうとして相手を蹴ってしまうことがあるかもしれません。ルール上即退場です。(笑)そうならないようにルールを教え、役割を教え、プロサッカーの試合を見せることで「あ、この時はこうすればいいのか!」ということを理解させ、実際に試合を体験させることで本当の意味でサッカーというスポーツを理解できます。


手間だと思う方もいると思いますが、教育というものはそもそも短時間でできる物ではありません。時間を掛けてでも理解できるまで何度も教えてあげることが必要なのです。


もちろんこれは子供へだけの話ではなく、社会人になる人や新入社員、中途入社の方へも同等の指導が必要です。例え業界については分かっていようと、「うちの会社では新人ですからね?」といって一から指導してあげることが重要になります。これがない会社は退社率が比較的高いように思えます。逆にそういったところに注力している会社は退社率が比較的低いように思えます。指導内容によって変ることはあると思いますが、注力しているのとしていないのではやはり注力しているほうがいいですよね。


逆に自分自身が教わる立場になって考えてみるとわかりやすいですが、簡潔にだけ伝えられて完璧に理解できますか?無理でしょ。(笑)そういうことです。


指導や相手になにか伝える際には、「相手が理解できるように伝えること」と、「理解できるまで何度も伝えること」が重要です。それに対しての知識を身に着けることも必須になります。






後編:伝えられ方


伝えられ方というのは、「相手に伝えられたことを理解できる自分自身」という視点で書かせていただきます。これはどういうことかといいますと、理解力を上げるために必要なポイントみたいなもんです。伝えられ方がちゃんとしていると、相手も「こいつは理解してくれてるな。」と安心できます。これはどちらかというと大人向けな情報ですかね?子供に対してはちょっと荷が重い気がします。(まぁ、私が陸上競技を本気で取り組んでいた中学~大学まではこれ意識してやっていましたけどね。(笑))


まず、前提としてあなたと友人のA君は

・サッカー初心者

・中学の部活からスタート(マネージャーがかわいいからという理由で入部)

・比較的和やかで友好的な部活環境

という人間だったとします。


最初は訳わからないですよね。「リフティングの時は足首を90度に固めてやるといいよ!」というのを先輩から聞きますが、何の情報(知識)も持っていないあなたは「なんで足首は90度なんだろう・・・」と疑問に思います。「でもみんなそういってるからそうなんだろう。」と追求しませんでした。


対してA君はそこでなぜ90度あのか?を自分自身で調べます。そこで「あ、だから足首は90度なんだ!」ということが知識として理解できます。


後日あなたとA君は同じようにリフティングをしても恐らくA君のほうが回数を多くできるでしょう。なぜならA君には知識があるから。なぜ90度なのかを知識として理解し、実際にやることで回数が多くできます。対してあなたは疑問に思いつつも「まぁ、みんなもそうだし。」となぜ90度なのかを理解できていないから回数が多くできません。


ま、例なのであくまでも大袈裟に書きましたが、ようはそういうことです。教わる側の人間もちゃんとした知識があるかないかで結果は大きく変ります。今回は復習しか書いていませんが、予習をすることでより大きな結果を手にすることができます。


事前にYouTubeで動画を見て勉強する→実際にやってみる

→復習して知識をつける→もう一度やってみる

こういった感じで何度も知識のインプット(勉強)、知識のアウトプット(実技)をすることで初めて身になります。その状態で聞く指導と知識がない状態で聞く指導とでは身になり方も運電の差が生まれます。


ようは伝えられ方というのは、事前に知識を勉強しとけよー。というのが伝えられ方です。その事前準備ができていると自身も理解しやすいですし、身になりやすいです。応用にも対応できるようになります。


私が過去にネットワーカーだった頃に教わった言葉で「準備8割、本番2割」という言葉がありました。ホンマにこの言葉の通りだと思います。準備に時間を掛ける、知識を身に着けることに時間を割く、そうすることで本番への恐怖心が薄まり、本番では気楽に行うだけで結果は出ます。2割の力で本番に勝てたらめっちゃ嬉しくないですか?(笑)ま、そういうことではなく、何よりも準備が必要だよ!ということです。





まとめ


ということで、「伝え方」と「伝えられ方」について書きました。ざっくりいうと、どっちも勉強して相手に理解してもらえるような準備をしなさい!ということです。それさえできれば伝えることを簡潔にしても相手は理解できますし、簡潔に聞いても事前準備のおかげで簡単に理解できるんですから。もちろんどちらもできて一人前ですよ?


教わったこと(インプット)を人に教える(アウトプット)ですからね。どちらもやったほうがいいですよ。




では今回の記事はここまで!!

ほんじゃぁのぉ~

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