第10回 難民ってなーに?(後編)
第10回の、サステナはてなのお時間です🙋♀️🌎
前回に引き続き、ゲストにぽにょちゃんをお迎えして『難民』をテーマにお話ししました。
『難民』って、日本人にとっては中々馴染みが無い存在ですよね。
なんだか遠い国のお話のような。。
それこそ、日本でよく聞くワードは『カフェ難民』とかだったりします。
どうして難民は私たちにとって身近ではないのか?
日本に住む私たちにできることはあるの?
このはてなについて、一緒に考えました。
ー日本で難民問題が身近でないのはどうして?
日本で暮らしていると、難民に会ったことがある!という人は少ないと思います。
それは、日本で難民認定されている人が少ないからです。
自分から意識して探さないと会えない、見つからないのが、『難民』という存在です。
ー日本にも難民はいるの?
日本で難民申請をする方は、大体一年間で10,000人ほどいます。
難民認定が通ると日本での居住権が出るので、教育を受けられたり働き口を見つけやすくなったりします。
しかし、10,000人のうちで認定されるのは、たったの0.4%!
10,000人申請して、40人しか認定されないのです。。!(驚き)
日本の難民認定プロセスが明確でないこと、プロセスが長いことが問題視されています。
申請が通るまでに早くて2年、遅くて10年ということも…(10年!?その間どうやって暮らすのでしょう😭)
そんな訳で、日本にはそもそも難民が少ないのです。
ー日本に住む難民の方の職業は?
解体業や、工場のライン等で働いている方が多いです。その業種に居ないと、中々関わる機会がないですよね。
ー情報発信をしている団体はあるの?
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)といって、難民に特化した国連機関があります。
(いなりーのお家にも職員の方が来て、寄付をしたことがあります!)
日本の難民、海外の難民、それぞれサポートの仕方がありそうですね。
ー難民問題に対して、わたしたちに今すぐできることは?
まずは、外国人にやさしくしよう!
東京で生活していると、難民が身近に生活してることを想像することは少ないと思います。
でも、例えば電車にアフリカ系の方がいたとき、難民かもしれないなと想像してみる。
もし困ってそうだったら、勇気を出して話しかけてみる。
難民じゃなくても、日本で生きていくのは大変なことだと思います。
言語の壁もそうだし、日本は外国人が仕事を見つけることが難しい国だと言われています。
日本人はシャイな人が多いので、友達を作りにくいとも言われています。
だからこそ、街ですれ違うだけの外国人の方にも寄り添ってあげることを意識したいですね。
もし自分が逆の立場で、海外で生活している身だとしたら、きっと嬉しいと思うはずです!!
★まとめ
ぽにょちゃんのお話を聞いて、『難民』のイメージがはっきりしてきたように思います!
<<私たちに今すぐできること>>
・身近にいる外国人の方とコミュニケーションをとってみる。
・支援団体に寄付をしてみる。
・自ら情報を掴みにいく。
この3つを、今日から心掛けたいですね!
ぽにょちゃんは、世界難民の日の6/20に
【難民のリアル、知っていますか?】というトークイベントを行いました!
このようなイベントに参加してみるのも、一つのアクションになりますね。
ぽにょちゃん、貴重なお話を本当にありがとうございました!!!
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