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1歳10か月の息子が肺炎の疑いで入院した話①ー入院前(前編)ー

先々週の12日から1週間、実は肺炎の疑いで入院していた息子。
入院するのは、今回で2回目。

初めての入院は昨年の11月、1歳7か月の時。
ぜんそくによるものでした。

「ぜんそく」という診断
「入院」という言葉
点滴につながれた息子の姿
なかなか精神的にくるものがあり、当時はかなりへこみました。

しかし、親の心配をよそに、本人はものすごく元気いっぱいで病室で過ごしていて、主治医に「なんで入院してるの?」と驚かれるほど。(こっちが聞きたい)

さて、前置きが長くなりましたが、今回は肺炎の疑いと言われた息子の入院前の症状の様子と、入院決定までの過程を記録用として残そうと思います。

1月29日 保育園からの降園時、大量の鼻水&少し咳
2月  1日 夕方に37.6℃の熱。
      夜22時30頃、39℃の高熱。解熱剤を入れる。

2月  2日 0時頃、37.9℃まで熱が下がる。
                 3時頃、36.7℃の平熱まで下がる。
      その後、平熱を保つ。

この日は以前からぜんそく用で処方されていた吸入薬と内服薬があったので投与していました。鼻水は相変らず出ていたけれど、咳の症状も落ち着き、熱もその後出ず。

2月  4日 ぜんそくの定期受診。熱があったことを伝え、念のため血液検査
      少し白血球の増加と細菌関係の反応があったが、基準値内だった
      ため様子見。

その後、鼻水は出続けたものの、とても機嫌よく元気に過ごしていました。

 しかし…

2月  9日 23時頃、37.6℃の熱。

 嫌な予感。。。

2月10日 1時30分頃、39.1℃の高熱。解熱剤を投与。
      6時30分、36.9℃まで下がる。
                 9時30分、38.2℃まで上昇。

この日、かかりつけの病院はお休みだったので、別の小児科を受診しました。インフルやRSの検査をしましたが陰性。耳も綺麗で中耳炎ではないし、肺の音も問題なし。

最終的にこの時の診断は「突発性発疹」ではないか、とのことで、解熱剤だけもらって帰りました。

しかし、なーんかおかしい。

突発性発疹だとすると、咳や鼻水は出ないはずなのに、息子はだらだらと鼻水を垂らし、時折咳もしていました。
念のため、耳鼻咽喉科にもかかりました。
こちらでも耳も肺も異常なし。鼻水を止めるお薬と、一応念のためということで抗菌剤を処方されました。

ただ、ここで私たちは薬の投薬を躊躇しました。
なぜなら、前回の入院時、息子は「耐性菌」なるものがあることがわかっていたからです。
簡単にいうと、ある特定の菌が抗生剤に免疫をもってしまい、薬が効かなくなるというもので、抗生物質を取りすぎるとそういったことが起こるそうです。
引っ越してきてから、何かと体調を崩すことが多かった息子。
確かに、ことあるごとに抗生剤が処方されていました。
抗生剤を出すことで安心するから、という理由で、割と簡単に処方されがちですが、自己治癒力の低下や耐性菌の発症につながるということで、
小児科さんの間ではこれを問題視する声もあがっているようです。

まさに、息子と私たちはその問題に直面しました。
昨年の11月に入院した時、本来なら1週間程度で退院できるところを、点滴の漏れが原因で血液の中に菌が入り込み、菌血症を発症。
これにより、息子は39℃近い熱を出し、菌を無くすため入院が10日ほど伸びました。
耐性菌を持っていることがわかったので、どのような菌でどの薬が効くのか様子をみるのに時間がかかりました。
結果が出るまでは不安で仕方がなかったです。

薬は、効果的に使用すれば体を楽にしてくれますが、場合によっては毒になる、ということを思い知らされました。

病院を受診後、仕事があったため病児保育に息子を預けましたが、いつもなら熱があっても元気に走り回っているのに、この日は元気がなくお布団でゴロゴロしていることが多かったようです。
熱も高く、体に負担がかかっていたのか、その日は早々に就寝。

2月11日 9時30分 37.2℃の微熱。その後、15時頃まで微熱が続く。         17時30分  38.5℃の高熱。しかし機嫌良し。

食事の食べは良くなかったけれど、機嫌は悪くなかった息子。突発性発疹は数日高熱が出るということだったので、もう少しの辛抱だと思っていました。。

長くなりましたので、続きは後編へ。

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