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『知ってはいけない』を読んで①

『知ってはいけない』第1章〜第3章を読んで

『知ってはいけない』〜隠された日本支配の構造〜(著 矢部宏治)は
ご存知でしょうか?

今回この本の第1章〜第3章を読んだ感想を書きます。

結論から言うと衝撃的な事実が次々と記されていて
衝撃の連続でした。

〈目次〉
・第1章 日本の空はすべて米軍に支配されている
・第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
・第3章 日本に国境はない
『知ってはいけない』〜隠された日本支配の構造〜(著 矢部宏治)

目次を見るだけでも”都市伝説”かと思うような内容でピンと来ませんが
驚くほどに背景や証拠が記されており背筋の凍る思いで
すらすらと読み進めてしまいました。

第1章 日本の空はすべて米軍に支配されている

第1章では主に日本の航空に関わる法律に触れながら
如何に日本の空域がアメリカの占領下であることが記されています。

代表的な例が本書でも頻繁にワードとしてよく出てくる『横田空域』『岩国空域』をはじめとした飛行禁止空域のことです。

カンタンに表現すると、この飛行禁止空域では日本国内の空域に
あるにも関わらずアメリカとの過去の取り決めにより日本の航空機が入ってはいけないという理不尽で異常な状態であることです。

もっとカンタンに説明すると自分の家の中に自分が自由に出入りできない
空間が存在するといったところでしょうか。

詳しくは是非本書を手にとってお読みいただきたいのですが
今現在私を含め日本国民が国民として生活基盤を置くこの日本の領空に
外国が何しても許される、むしろ国民が自由に行き来し通ることすら
許されない空域が実在するということに非常に驚きがありました。

更に驚くのは、しかもそれが沖縄といった本土から遠く離れた場所でなく
日本の首都東京のド真ん中、六本木にも存在するということです。

東京の一等地になぜ米軍基地があるのか?2020年9月14日Slow News Report

第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある

第1章で日本の領空域にアメリカの占領下が存在することが
続々と記されているのですがそれがどれだけ異常で、
どんな問題が起こり得る(もしくは起きているのか)が
第2章に記されています。

・日本を拠点に国外への戦争行為ができる
・軍事演習が可能
『知ってはいけない』〜隠された日本支配の構造〜(著 矢部宏治)

結論、上記に挙げた2つが日本政府の承認なしにいつでも行うことができると記されています。

お伝えしたいことはたくさんありますがカンタンにお伝えすると
日本国憲法の9条の話題はよく出ますが、それらの外交的平和宣言は
あって無いようなものであることが記されています。

上記の異常な事態はアメリカ間と日本・韓国に存在し、
北方領土の問題や冷戦の名残に大きく影響していることが
本書ではわかります。

また驚くのはベトナム戦争時代の対ベトコンの演習で
沖縄の一部の集落の日本人20人がアメリカ軍の軍事演習に徴用されていた
過去があったという事実です。

内容はすごく残酷でシンプルなもので
徴用された幼い子供も含む日本人を米軍が丘の上から眺め
ベトナム現地のベトコンに見立て軍事演習を行うというものです。

あまりに酷すぎる事実を『なぜ日本人である自分が今の今まで知らずにいたのか』とても衝撃を受けました。

第3章 日本に国境はない

第1章〜第2章まで如何に日本国がアメリカの従属国であることが
理解できたところで第3章では「日本国内全土における対米の治外法権」が
記されている。

多くは明記できない内容も多くあり、これはあまりにも理不尽な状況下で
我々日本国民はこの日本という領空海土で生活していることが分かる。

広島;原爆ドームに持ちこまれた核ミサイル発射命令を出す通信機器詰まった通称『フットボール』

代表的な例は中国地方全域に広がる岩国空域から日本に入国した
オバマ大統領が、40Kmという車で1時間ほどで到着する原爆ドームまで
数基のオスプレイが先導するなか国有ジェットで日本の領空内を移動した。

想像してほしい。自分の家の中を外から入ってきた外国人が土足で銃を持ちながら部屋を移動する。
しかしこれを国は何の反論もできないのがこの日本という国の
現状であることを示しつけられているという受け入れがたい現実がある。

今後も第4章以降を読み進め、記録として記していこうと思います。

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