#40 さすらい食堂の存在意義(理念)はやっぱり大切で有意義
みなさんこんにちは。
さすらい食堂です。
今日は日記のような感じになりそうです。
今滞在しているのは震源から約150km離れている金沢。
今日も数回金沢でも揺れを感じる大きな余震が発生していた。
刻一刻と状況が変わる。情報整理の簡略化が課題。
その情報収集に疲弊する。
ここにいると刻一刻と変化している状況がわかる。
支援物資を募集し、その募集内容を見た人が支援物資をもってきてくれる。
その度に必要としている支援物資が変わる。ただ、余剰している場合は別の場所で必要としている方のもとへシェアする。
増えても減っても在庫状況が変わったら必要となるものも変わる。
その都度、物資をどうさばくかを考える。
どういうところにニーズがあるのか、そのニーズにあわせてどう分配するのか。取りにきてなのか、持っていくよなのか。
関係場所が多ければ多いほど、調整が多くなる。
もっとクリアにできるアプリなんかないのかな。
また落ち着いたら調べてみよう。
なかったら創ろう。
避難されている方々とのご縁。
被災地ではないけど、避難されている方々が身を寄せる場所に居るとそういった方との交流がある。とても気をつかう。どこまで聞いていいのか。
会話せずすれ違う方々の雰囲気はまさに「着の身着のままここにたどり着いた」という状態という事もある。
そういった方々の心の拠り所は絶対必要だと改めて感じる。
過分でもなく過少でもなく適切なボリュームや強度や頻度で。
そのためには、情報収集が必要。
その地域のハブとなる方との協力が必要。
被災された方々のストーリーを聞くと胸が痛くなる。
ただただ『生きててよかった。』と思えるように寄り添いたい。
現場で臨機応変に対応できる準備が必要
今回は滞在先の宿主がネットワークを駆使して情報を収集して整理して届けてくださる。その情報をもとにこちらはどう対応したらいいかを判断できる。相談してもらったら「こうしましょう」とも提案できる。
昨日お会いしてはじめましての状態でもこの関係地を築ける経験は今後に生かせそうだし、はじめましての場所がない状態にまでさすらい食堂のネットワークを広げていくことも使命のようにも感じた。
一方で、今こんな支援物資が必要です!なんて言葉を発信すると呼応してくれる人たちもいる。その応援メッセージがとても心強い。この人たちと仲間になってよかったなって強く思う。
改めて、さすらい食堂の「旅するシェフ」や「キッチンカー」の仲間となる人たちには災害発生時に、被災した地域の避難場所や避難されている方が滞在している場所に行こう!と大号令をかけて集まってくれる。そんな集団を目指したいし、目指せると思ったし、目指す必要があるとも思った。
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