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【楽天市場で売上を上げる小ネタ】入り口商品は本当に必要ですか?

私は楽天市場で自身のショップ運営の傍ら、新規出店ショップさんなど主に月商100万円以下の店舗さんをお手伝いさせていただいております。(大手コンサルタント業者よりも安価で現役最前線の楽天市場のテクニックをひたすら伝授しています。その一環でこのnoteを日々投稿しています。疑問や質問はコメント欄にご記入ください)

よく聞かれる質問でこのような質問があります。

楽天市場は入口商品って作ったほうが良いですか?

商材によっては「No」です。というよりも大半の商材はNoです。

そもそも入り口商品の役割は何でしょうか?
【 初回限定 送料無料 1000円ポッキリ 】などの格安商品入口商品でに当たる可能性があります。入口商品は「フック商品(引っ掛ける意味)」「お試し商品」ともいわれて、自店舗の商品を「安価で」試してもらい、商品の良さを実感してもらいリピーターに育てるという通販ではおなじみの販売方法です。リピートが見込める商材には特に有効な販売方法です。

・食料品(米など)
・化粧品
・サプリ などでよく見かけます。

商品によっては薄利か赤字の場合もあるそうです。なぜ利益0でも入り口商品をばらまくのか?

お米を例に上げて考えてみましょう。
「魚沼産コシヒカリ初回限定5kg1000円!送料無料!」で販売するとします。送料を含めて利益は0とします。お米はほぼ毎日消費するものです。
Aさん「どれどれ、この魚沼産のコシヒカリは美味しいのかな?」と試しに購入します。食べてみてAさん「美味しい!この店のお米をこれからはリピートしよう!」と「10kg3,000円」のお米を定期的に購入するようになりました。

これが入り口商品の考え方です。

商品の認知を上げ、商品の良さを理解してもらいリピーターに育て、長期的に売上を確保できる存在へとお客様を誘導する商品が入り口商品です。

そこにはLTVという考え方があります。
LTVとは一顧客から生涯に渡って得られる売上・利益のことです。

新規顧客を獲得し続けることほど費用がかかり苦しいことはありません。常に流動的な新規顧客を獲得し続けるには、一定の広告費を打ち続ける必要があります。常に新規客を確保し続けることは顧客の流れが流動的な通販ではリスクです。毎月、毎日顧客を追い続けなくてはならないため、大きな設備投資もためらわれます。

一方で、日々消費する商品でリピーターと言う存在は、生涯に渡って購入し続けてくれる(前提)なので店舗にとって売上の基礎となってくれるます。リピーターの存在は不可欠です。

リピートを見込める商材を販売することができれば、入り口商品を薄利で販売すると言う商材の売り方は効果的だと思います。

しかし、消費しない=リピートする期間が長い商材に関してはあまり効果的な手段だとは思いません。入り口商品の延長線上に「利益の見込めるバックエンド商品」がなければ、入り口商品のたたき売りは「ただの利益の出ない安売り商品」になってしまいます。

例を挙げますと

「超激安乾電池を販売している」
電気屋さんで
「高額なダイソン掃除機を買うのか?」

激安乾電池の購入が直接、高額なダイソン掃除機の購入への結びつきはあまり見込めませんよね?在庫処分の意味ならありです。しかし、リピート客を育てる手段としてはこのような例は効果は薄いと思います。

ですので、無理して入口商品を作る必要はないと私は思います。私は全商品がフロントエンド(全商品で利益が出る体制で売る)で良いと思っています。

自分で作った商品は完璧だと皆さん思ってると思います。私もそうです。しかし、ご自身の商品の本当の魅力はご自身で見えないことも多々あります。他人からヒアリングすることで商品の良さに気付くこともできます。通販の運営者は閉鎖的なので盲信で突き進んでしまいがちです。俯瞰した目線であなたの商品の良さをアドバイスするコンサル業務を以下で受け付けています。

CVR(転換率)が1%未満の場合はLPの構成に問題がある場合があります。あなたの商品の魅力を引き出して売り込む講座をストアカで行っています。興味がありましたら是非一度お越しください。


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