Ep.4リアル東海道中膝栗毛
こんばんは!
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皆さま、リアル東海道中膝栗毛第3話は読んでいただけましたでしょうか?
今回は前回の内容を引き継いで記事をまとめていきますので、チェックのほど宜しくお願いします!
第4話は箱根峠越え2日目→三島宿までの様子をお送りします。
いよいよ神奈川県を抜け、静岡県に差し掛かるところ。遂に地元神奈川を脱します!
乗り越えれるか、最大難所箱根峠
峠越え初日をなんとか生き抜いた我々は、疲労が溜まった体にムチを打つように2日目をスタートさせました。
早朝の箱根は夏の時期でも気温が下がり、歩くにはベストな環境でした。
名所のスポットである箱根関所付近では朝焼けに染まる富士山も見えて、出だしは好調。
前日にはNewアイテムの杖を手に入れ、関所を越えるところまでは順調に見えたのだが...
ここからが果てしない道のりであった。
峠最後の難所は終わりが見えない下り坂
関所を越え上り坂を歩いていると、遂に静岡県に入る看板が!!
ここで一気に大喜び✨
「やっと神奈川県を抜けれた」
喜びと同時に、ここからが本当の旅のスタートなんだと改めて認識しました。
そして喜んでいられたのも束の間。
静岡県の看板を通り過ぎると、そこからは果てしなく続く下り坂が待ち構えていました。
車で通っても30分以上はかかる道のりでしょう。
何より、景色も同じで楽しみがない。
こうなってくると足裏の傷が再び痛み始めるのです。
好きな曲をかけて歌ってみたり、会話をしながら歩いてみるも、終わりが見えない下り坂はまだまだ続く...
横を通り過ぎる車に叫んでやりたいほど、文明の力は凄いなあとしみじみ思いましたね😓
坂の終着点には極楽の場所が待っていた
果てしない坂を下ることおよそ6時間くらいでしょうか。
マップを見るとこの日の目的地である三島市が間近に迫っていました。
あともう少し!まるでとなりのトトロの世界に迷い込んだかのような山道を、2人で励まし合いながら精一杯歩きました。
更に進むこと1時間。ようやく山道を抜け住宅街に入ると、一軒のお風呂屋さんが見えてきました。
特に調べた訳でもなく、偶然見つけたそのお店になんの迷いもなく入りました。
特別な施設は無く、あったのは1つの湯船と畳の休憩室。
けれどこの空間は我々にとって最高の癒しとなりました。
店主に旅の話をすると、「心ゆくまでゆっくり休んでいってね」と温かい言葉を掛けて下さり、更にはお茶と茶菓子までいただきました。
またここに行こう。そう思えずにはいられないほど素敵な店主と魅力のある場所でした!
長く居たかったけど旅は進めないといけない。
沢山お世話になった店主に別れを告げ、目的地となる三島市に到着。
我々はこの旅最難関である箱根峠を越え、新たなスタートへの第1歩を踏み出したのでした。
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