ミスが目立たない人

仕事する時の私の心得の1つに「頼るし頼むけど当てにしない」があります。すべて守るのは難しいです。

この頼る・頼む時につい避けがちになるタイプがいて、それは「ミスが目立たない人」です。もちろんミスが少ない、または小さいってことはわるいことではないのですが、その人がするかもしれないミスを、業務のその次の工程の担当者に渡していることが往々にしてあるからです。

とくに業務の工程の最初のポジションにいる人には注意しています。それはフロントオフィス、営業や企画の部門ですね。ミスというのは転がる雪玉みたいなもので、最初はどうってことない小さなミスでも、工程が進むことでとんでもない大きさになったりするからです。

もちろん、ミスは起きるものですし、そのリカバリにものすごい負荷をかけないといけないってことは、その業務のシステムの問題でもあるとはわかっております。ただ、生じさせない一番簡単な方法は、やっぱり教育、工程の最後のポジション、受注や出荷・納品といったバックオフィスを経験してからフロントに行くことだと思うのですが、「それができるだけの人員がいれば苦労しないよ」ってオチになっちゃいますね。


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