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学生と社会人の違いを〇〇視点で考えてみた

みなさんこんにちは!
ショーゴです。

4月になり新入社員を迎えるこの時期、入社時研修でよく取り上げられるテーマがあります。

それは「学生と社会人の違い」です。
このテーマは就職活動のグループディスカッションでもよく出るお題の一つでもあります。

多くの方が様々な視点で取り上げているテーマではありますが、今回は僕が思う学生と社会人の違いについて「ひとつの視点」にフォーカスしてまとめてみました。

※本記事における「学生」=大学生・短大生・専門学生といった義務教育以後の教育課程、「社会人」=会社に勤めている人 と定義しています。

それぞれの「本分」

本分(ほんぶん)=その人として本来果たすべき責務

学生にも社会人にもそれぞれすべきことがありますよね。

● 学生の本分  ⇒ 勉強する
● 社会人の本分 ⇒ 仕事する

一見当たり前に見えるこの構図。

ただ、僕は高校までは一生懸命勉強していたのに、大学時代はほとんど勉強してませんでした笑
アルバイトと音楽と学祭の運営しか考えてなかったです。
いわゆる大学デビューってやつなのかもしれません笑

実際、学生の間は「勉強する」という本分を果たしてなかったとしても、試験の時だけ頑張るなど、ある程度要領よくやっておけば大きなペナルティはありません。

なぜペナルティがないかは後述しますが、社会人ではそうはいきません。

「お金」という視点で考える

世の中の基本原則は「等価交換」。(ハガレン好きな僕曰く)

何かが欲しければ、それと「釣り合う対価」を渡さなくてはなりません。
価値を交換するのに、よく世の中で使われている対価といえば「お金」ですね。

では、その点での学生と社会人の違いは何でしょうか。

● 学生  ⇒ お金を学校に「支払っている」
● 社会人 ⇒ お金を会社から「受け取っている」

学生はお金を払っている側なので、それで学校に行かなかろうが、授業に出なかろうがある意味本人の勝手です。
学校は対価をもらっているので特に大きなペナルティを課す理由がありません。まかり間違って留年なんかしようものなら、さらに対価をもらえるという構図でもあります。

では社会人はというと、お金をもらう側になります。
お金をもらうには対価が必要。

対価については次項でまとめますが、仕事で成果を上げられない人にお金を払う理由がなく、続くようであればペナルティが課されることもあります。(社員として在籍しているだけでも、各種保険料をほぼ折半で会社が払わなくてはならない等、会社はコストを負担しているので)

「対価」という責任

前述したとおり、お金をもらうからには対価を提供しなくてはなりません。

● 学生  ⇒ お金を学校に「支払っている」
【 対価:知識を得る場所・環境 】

● 社会人 ⇒ お金を会社から「受け取っている」
【 対価:売上・契約・制作物などの成果 】

学生は学校にお金を払い、自分で選んだ自分が学びたい知識を得る場所や環境を対価として得ており、社会人は会社からお金をもらう代わりに、売り上げをつくり、契約を取ってきたり、制作物を仕上げるなどの成果を会社に提供しています。

ここまで考えてみて思うのは、自分は学生時代の対価を「うまく活用していなかったなぁ」と今更ながら反省しました。
その分、最近は様々なコミュニティに関わり勉強する機会を増やしていて、学ぶ楽しさを実感しています。

社会に出ると対価を提供する側になるので、反省している場合でもなく、会社から成果を上げ続けることを求められます。

そこには競合他社がいて、時間や予算、人員など様々な制約条件が課されるため、思い通りにいかないことや苦しいことがほとんどです。
でも、そんな中で成果を出せた時の達成感や得られることは学生時代では味わえなかった社会人ならではのやりがいだと思います。

まとめ

ここまで3つの視点から学生と社会人の違いを見てきました。

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両者の違いを分ける根本にあるものは、対価・価値を「もらう側」なのか「あげる(生む)側」なのかということ。

学生時代はお金を払い価値をもらっていたので、その価値をどう使おうが、活かさなくても自分の(親の)お金を無駄遣いしているに過ぎません。

しかし、社会人になると自分が価値(成果)を創り、会社に提供することではじめて対価としてお金をもらえる構図になります。
つまり、成果を生まなければ、お金をもらう資格がないとも言えます。

会社に入ると「自動的にお給料が毎月もらえる」と新人時代の僕は勘違いしていましたが、今は端くれながら個人事業主の一面もあるので、お金を稼ぐって、会社をつくり運営していくって、本当にすごいことだなとわかりました。
起業とまでいかなくても複業でもしてみると、すぐにこの意味が理解できるようになりますよ。

言い方を変えると、学生時代と社会に出てからの違いの一つの側面とは

学生時代 = (知識の)インプット
社会人  = (成果の)アウトプット

であり、アウトプットし続けていくためにはそのベースが必要です。

僕は仕事柄、世代も背景も異なる方々と会う機会がありますが、僕が思う社会で成果を挙げ、活躍している人の共通点の一つは「常に学び続けている人」だと思っています。

インプットしただけでは自分のものにはならず、アウトプットしてはじめてその知識や技術が自分のものになる。
社会に出てからもインプットとアウトプットの良い循環をつくっている人が、結果的に周囲に人が集まり、成果も上がり、活躍されていますね。

今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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