「うまくいっているな」と感じる時ほど気をつけたい3つの理由

みなさんこんにちは!ショーゴです。
先日、つい最近まで波乱続きで苦労してきたことをnoteに書いたらたくさんの共感や反響を頂いて嬉しかったです。
読んで頂いた方、ありがとうございました!

この記事で書いた通り、僕は幼少期にいじめられていたことから反骨心を原動力にどちらかと言えば「負の力」で自分を奮い立たせてきた人間で、嫌がらせや陰口、キレられたり、叱られたりという場面が多かったこともあり、「褒められること」に慣れていませんでした。

なので、社会人になった時に仕事で成果を上げると周囲が褒めてくれることに変な高揚感を覚えていました。(褒められ慣れていないので表情は硬かったと思いますが…笑)そのせいで20代半ばの頃、「俺、やれてるな」感から勘違いし、大きなトラブルや痛い目に何度も遭う羽目に…

今回はその経験から感じた「うまくいっているな」と感じている時ほど陥りがちなワナを3つにまとめてみました。
参考になれば幸いです。

1、調子に乗る

仕事でも成果が出て、プライベートも充実していて「無敵感」を覚えた経験はありませんか?
僕自身、20代後半の頃がまさにその状態でした。
実際成果も出しているので会社的には文句もなく、「このまま上りつめちゃうよー」なんてアゲアゲな気分だったのですが、ある時から突然仕事がうまくいかなくなります。
それは別に自分の仕事の能力が下がったからではありません。主に周囲との連携がうまくいかなくなって、です。

それはなぜか。
シンプルに、周りの人たちに「嫌われた」からです。
調子に乗った結果、その振る舞いや言動からいつの間にか「嫌な感じのやつ」になってしまっていました。

一定レベル以上の仕事は一人で完結することはできません。
部下や同僚、隣の部署、上司や外部のお取引先様などと連携しないと物事が進んでいかないのですが、周囲に嫌われた結果、頼みごとを聞いてもらえない・情報が共有されないなどが露骨に起き、納期遅れやミスが増える結果に。
僕の場合、恩師がそれを指摘してくれ、意識を改めることができましたが、そのまま突っ走っていたら仕事もプライベートもボロボロになっていたかもしれません。

うまくいっていても誠実に、謙虚に。

2、気が緩む

これは一言で言うと「慢心」と言うやつですね。
成果を上げるまでは細かなことまで細心の注意を払い、事前確認を徹底して進めていたものが、似たような案件である程度成果が出てくると、「まぁいつもやっていることだし」と確認を端折ったり、甘くなってしまう気の緩みが出て、結果大トラブルになってしまうパターン。

僕自身も広告の仕事をしていた時に、チラシの仕事はもう大体掴んだな、とトップに褒められて気が緩んだ結果、その1ヶ月後にお店の新聞折込チラシで開店時間12時なのに「9時開店」と誤植していた間違いに気づかず、そのまま進めてしまい、折込当日の朝6時に店長からの携帯で知らされるという顔面蒼白もののミスをしたことがあります。。
(すぐに本社に出社し、社長に土下座、からのすぐに店舗にお菓子と飲み物を大量に買って赴き、来店してしまったお客様一人ずつにお菓子お飲み物をお渡ししながらひたすら謝罪することで何とか乗り切り?ました)

気の緩みは、大事故の前兆です。

3、成長が止まる

これまで出来なかった仕事ができるようになり、成果が上がり、褒められて昇格し、プライベートも充実、となると起こるのが「学ぶこと・挑戦すること」をやめてしまうというリスクです。

「ミスしたくない」「叱られたくない」「評価を下げたくない」
成果が上がり褒められるのが続くと、湧き上がる気持ち。
今までどうやって成果をあげようか、と考えていたのにいつの間にか、どうすればミスしないか、に目的がすり替わってしまいます。

そして、どうすればミスを起こさないかの一番効果的な方法は「新しいことに挑戦しない」ことです。
こうして、今まで挑戦し続けてきたマインドが削がれ、現状維持・停滞の流れに入ってしまいます。

僕はその時恩師から、飲みにいった時にそれを見抜かれて諭されました。
「お前、その程度で満足か。この会社のその程度で満足してたらすぐに食えなくなるぞ。今は20代だからわからないかもしれないが、あと数年もすれば頭の回転も体力も下がってくる。去年と同じことをしているつもりが、質は確実に下がってくるんだよ。現状維持は衰退の始まり。

その時に恩師から言われて約束したことがあります。
過去の自分を超え続けろ。別に昨日の、じゃなくてもいい。ただ、去年の自分と同じことはするな。去年の自分プラス新しいこと。これを毎年続けなさい。」
この約束を今も守り続けて、結果、今の自分がある。
恩師には本当に感謝しています。

うまくいっていたとしても、歩みを止めない。
もっと難易度が高い・新しいチャレンジに挑み続ける。


いかがでしたでしょうか。
僕の場合は多分に恩師や周囲の人たちに恵まれて、最悪の事態は回避できましたが、うまくいっている時ほどこのような落とし穴があるんだと今も心に言い聞かせています。気を引き締めつつ、楽しんでいきましょう!
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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