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僕が「越境複業」から「支える会社」立ち上げに至ったワケ(自己紹介も兼ねて。)【2024年版】

みなさんこんにちは!
2024年がスタートして10日、年末年始休みがもう遠い昔だったんじゃないかと思うくらい目まぐるしい日常が戻ってきましたね。

昨年中旬から始めた毎日noteももうすぐ1ヶ月、そういえばしばらく自己紹介note更新してなかったなと思い立ちましたので、今日は最新版をアップしたいと思います。

現在僕は株式会社かたわらという企業・地方自治体の組織創り・人事領域全般をオーダーメイド施策で伴走支援する会社を立ち上げて活動しております。
そのスタートは約8年前に始めた複業で、SNSで「北海道の複業人事」「越境複業家」と名乗り大学生のキャリア支援や研修講師業をしておりました。
本業でも複業でも主に人事領域での活動がメインです。
https://twitter.com/sho_trip

最近こそ「人事系やってる人なんだな」と思って頂ける機会が増えてきましたが、元々はマーケ畑でして、つい数年前まではほとんどの人から「何している人なのかわからない」とも言われており、出会うタイミングもかたわらの代表として会う人もいればえぞ財団という地域コミュニティの事務局長として出会う方もいるので、やっぱりよくわからないと思うんですよね笑

ここからは自己紹介も兼ねて、何をしているかわからないと言われる僕のこれまでと今どんな想いで何をしているのかについて、いくつかのキーワードとともにまとめました。
少し長いですが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

生粋の道産子・三兄弟の長男

かれこれ40年ほど前、札幌に生まれ、札幌で育ちました。
5歳離れた妹と10歳離れた弟(綿密な家族計画!)がいる長男坊です。
とはいっても、僕は自由人気質で大学に入ってすぐに家を出たのであまりお兄ちゃんらしいことはしてあげられていないなと思っています。
今は三兄弟とも結婚し、ともに小さな子供がいるのでたまに実家に帰ると賑やかな雰囲気になります。

尊敬している人はずっと「父親」

小さな頃から今まで「尊敬している人は」という問いには必ず「父」と答えてきました。それくらい僕は父親から影響を受けています。
父は地元の大手ゼネコン会社に工業高校卒で入社し、現場の一兵卒から現場のトップまで上がった苦労人です。僕が小さな頃は単身赴任族でもあり、全国のいろんな現場の監督をしていました。
今の札幌駅のホームは父が現場監督だったのですが、幼い頃にその建設現場に連れて行ってもらった時、子供ながらに「自分の父親はすごい人だ」と思ったのを今でも覚えています。そんな父は家で晩酌をする時、僕を隣に置いて飲むことが日常で、いろんな話をしてくれました(ほとんど覚えてないけどw)。
そんな話の中、一つだけ、鮮明に覚えていることがあります。
ある日父が晩酌をしている時に小学生の僕にこう問いかけました。

「父さんがなんでこの仕事しているかわかるか?」

僕は何て答えたか覚えていないけど、父親の返答ははっきり覚えています。

「自分の生きた証を残してるんだよ」

自分がいなくなっても、自分がつくったものたちは残る。
生きながら自分のお墓をつくっているようなもんだ。
父はそう言って笑っていたけど、小学生の僕にはその言葉が鮮烈に残りました。

「価値を創るってかっこいい」

それがきっかけで僕は学生時代にバンドや演劇、学祭実行委員などいろんなことに手を出すに至ります。

音楽・ゲームなどサブカル好き

学生時代からロックにハマり、一時ユニコーンのコピーなんかもしていた僕は大学時代のバイトでTSUTAYAでCD担当、この時始まった地元の野外フェス「RISING SUN」は初回から毎年参戦しています。
ここ15年くらいはデビュー初期から好きなサカナクションが一番のお気に入りです。サカナクションはじめ、以下のアーティストが好きな方は特に仲良くしてくれたらと嬉しいです。
今年は本州のフェスにも参戦したいと思っていますので、フェス好きのみんなで遊びに行きましょう!

【特に好きなアーティスト】
●サカナクション
●藤井風
●米津玄師
●Vaundy
●YOASOBI
●Eve
●Tempalay
●GRAPEVINE
●宇多田ヒカル
●椎名林檎
(最近:DURDN・TOMOO・キタニタツヤ・なとり・和ぬか・羊文学・Ambitious)

音楽以外の趣味はゲームとグルメ(旅)、漫画・アニメやyoutubeです。
小学生から任天堂のゲームハードはほぼ全て買っているくらい生粋の任天堂っ子で最近はどうぶつの森をコツコツやっています。
グルメについては「高くて美味いのは当たり前」という価値観です。雰囲気よく・人が良く・酒と肴が美味しく・コスパがいい、そんなお店を探すアンテナに長けています。北海道にお越しの際は地元民グルメをご案内しますのでお気軽に声をかけてくださいね。

ファーストキャリアは広告・マーケ

地元の大学を出て、音楽業界に進もうとしたものの就活失敗。
紆余曲折を経て、地元のアミューズメント企業に入ることに。
パチンコには興味なかったのですが、音楽の道を断たれた自分が次に興味を持ったのは広告でした。この会社は当時新卒採用を始めたてで広告の部署も確立されていなかったので、ポスト空いていて初任給高いしまあいっか、くらいの軽い気持ちで入ったんです。
まさか、そこに10年以上勤めるとは思わなかったけど笑

現場を経て2年目から希望通り本社で広告担当になり、一人で死ぬほど働いて0から広告部署を立ち上げ、マーケや広報の要素も加えていきました。
今は人事系がメインの僕ですが、仕事のスタイルや考え方はこの時に培ったマーケティング・広告宣伝の考え方がベースになっています。

その後20代半ばのある日、広告部門がうまく立ち上がった成果を評価頂き、採用も手伝うように社長からの指示がありました。
これが人事領域に足を踏み入れたきっかけです。

人事は価値を生まない?

今でこそ「天職」になった人事ですが、当時僕は人事が大っ嫌いでした。
というのも、自分が就職氷河期のタイミングでの就職だったこともあり、バリバリの買い手市場での就活で。その時出会った採用担当者はみんな上から目線で偉そう(運が悪かっただけw)だったんですよね。
だから、そんな人たちの仲間入りをするのが嫌だったし、何より自分が大切にしていた「価値を創る」というキーワードにおいても、人事は何も生まないじゃんと思っていました。

いやいやながら採用活動をして3年目くらいの時、転機が訪れました。
自分が新卒採用で採用した人が店長になり、会社の記録となる売り上げを生み出したのです。その時、社長から肩をポンとされて言われたひとこと。

「いいやつ採用したな」

この時、初めて人事の仕事にやりがいを感じました。
人事自身は直接的に価値を創っていないかもしれないけど、価値を生み出す人を繋ぎ、仲間に迎える仕事なんだ。そう思えて、腹落ちしました。

ゼネラリストへの洗礼

1社目では最終的に5つの部署を掛け持ちで統括する課長をしつつ、一部社長秘書的な役割も担っていた僕ですが、最初の転職で大苦戦します。
広告・マーケこそ自分で創った部署ですが、それ以外はほとんどが管理職としてスライドしてマネジメントをしていたため、プレイヤーとしてはプロと言えるほどのレベルではありません。
いわゆる「ゼネラリスト」だった僕は最初の転職でどの企業からも難色を示されてしまいました。
今は自分が採用する側だからわかりますが、中途採用は基本、欠員に対する即戦力の募集。欠けてしまった人と同等ないしそれ以上の人が欲しいものです。
そういう意味でゼネラリストはとある会社のハウスルールには長けていてもスキルの市場価値としては「いろいろできるけどどれも及第点程度」という中途半端な印象になってしまいます。
なんとか転職できた僕はそこから「何かのスペシャリストにならねば」と誓い、結果としてそれが人事領域になったわけです。

複業という可能性に出会う

地元ITベンチャーへの転職を経て3社目に転職したブライダル企業が人生の転機となります。
ブライダルに興味は全くなく、たまたま自分が結婚式を挙げたというのがきっかけですが、一番の決め手は同社が「ブライダルを通じた地域活性」に取り組んでいたこと。かつて地域社会学を学んでいた僕にとってビジネスで地域活性を成立させていたのが衝撃的ですぐに転職を決めました。

マーケ部署から人事へと異動し、2年目のある時、社長から「ウチは複業とかも自由だけど何かやりたいことないの?」とお声がけを頂き、振り返ってみたとき、東京一極集中や新卒一括採用への疑問から就活サークルをやりたいと思い立ち上げたことが複業のスタートです。
とは言ってもこのサークル、立ち上げからずっと学生さんから会費などは取りませんでした。なぜなら僕に取っての複業とは、お金を得たいというより、やりたいことをしたい、というのが一番の目的だから。
でも、このキャリアサークル活動を通じて僕はたくさんの学生との繋がりと毎年リアルな就活生のキャリアカウンセリングを経験することができ、結果として伝えるチカラと面談スキルが大きく成長しました。

広がる複業、境目を越え、法人化へ

キャリアサークルを始めて2年目、地方ということもあり「現役人事が社外で無償でキャリアサークルを率いている」珍しさが日経新聞に取り上げられたことと、友人が自治体と繋がっていたことがきっかけで地方自治体との連携プロジェクトが決まりました。
この連携がきっかけで生まれた縁から自治体職員向けの研修のお仕事を頂けることになったほか、地元の専門学校の講師、地元企業の職員研修と複業が少しずつ広がっていきました。
何より大きかったのは東京のスタートアップ「株式会社JobRainbow」の人事顧問です。元々は本業の繋がりで接点を持ったのですが、自分自身が価値観がフラットだったこととダイバーシティに興味があったこともあり、個人的なご縁を育んでいった結果、2018年より顧問に就任させて頂くことに。

この当時、僕は気づいていなかったのですが、僕自身の価値は複業を通じて「境目を越える」ことで高まっていきました。
同時に、僕自身が主役な仕事って何もないな、自分は誰かの隣にいて支援することでチカラを発揮できるんだな、という自身の個性に気づき、2019年12月「かたわら」という屋号で個人事業主として開業、2022年に法人化するに至りました。

越境を活かす。分断を繋ぎ、再構築したい。

越境、というキーワードは友達に教えてもらったものです。
僕自身、自分の価値とか強みって何なんだろうと悩んでいたことがあって、いろんな人に聞いてみたりしていた時期がありました。
その際、「スキル面」と「価値面」で友人がそれぞれ言葉をくれました。

スキル)
物事を整理し、分解し、再構築するチカラ

価値)
境目をまたいで、繋ぐ・伝えることで価値に変える

やったことある仕事はアルバイトも含めて50職種くらいはあり、どれもそれなりにやれていたので逆に何が得手なのかよくわからなくなっていたのですが、「物事を整理して、分解して、再構築する」ことができるから、わかりやすく伝える力があって、どんな仕事でもそつなくこなせるし、特にマーケや人事が合っていたんだと思う、と言われてとても腑に落ちました。

ちなみに今僕が自認している自身の強みと弱みはこんな感じです。
ストレングスファインダーのTOP5・MBTI診断(16パーソナリティ)とともに。
★ストレングスファインダーTOP5
「個別化・調和性・親密性・アレンジ・慎重さ」
★MBTI診断(16パーソナリティ)
提唱者(INFJ)

提唱者は人口の1.6%しかおらず最も少ないタイプだそうです

■強み
伝える・話す・聴く・わかりやすく・整理する・人の個性を活かす・情報集め・加工応用する・期限と約束遵守・決めたらすぐやる・好きな人(こと)に全力
■弱み
新しいものに弱い・14時〜15時に極端に眠くなる・空腹と不眠は不機嫌になる・リスクに敏感で慎重・実はあまりお酒は強くない・実は人見知り
■価値観
●「ありたいらしさ」を叶えていく
●「支える個性」を持つ人がもっと活躍できる社会を実現する

●ローカルから「働き方の多様性」を実現する
NO.2・支える個性・地方創生・地域共創・北海道愛・多拠点複業・D&I・クリエイティブ・シェアリングエコノミー

今、僕はかたわらという会社の代表でありつつ、クライアント企業の人事として採用の最前線現場にも立ち、経営者の隣で経営・人事戦略を考える立場にもあり、地域コミュニティ・財団法人の事務局長もしています。暮らしを北海道に置きつつ、東京や東北・関西・九州など全国各地で仕事をしています。
こうして、いくつもの「境目をまたぐ」ことで、それぞれの立場や視点をそれぞれに伝えることができます。そうすることで価値が生まれ、分断を修復する機会を創ることができました。

越境で得た体験価値を活かし、地域を元気にする。
これが自分のやりたいことなんだな、そう思い至りました。

※えぞ財団仲間のお友達 たんぽよしみさんが書いてくれた他己紹介マンガ。めっちゃ素敵で泣けました。

※所属しているオンラインサロン「IN/OUT LAB」のメンバー紹介noteでご紹介いただきました。

※地元就職情報誌のメディア「くらしごと」で取り上げて頂きました。

できること

で、結局何ができるんじゃい!ってことで笑
僕がお手伝いできることを以下にまとめました。
いろいろできることはあるのですが、大切にしていることが一つあります。
それは、いずれも「オーダーメイド型」であることです。
パッケージングされたサービスを売る、というより、その人・その組織に今必要で最適な課題解決を提供します。

なので、何かお困りごとがあったらとりあえず気軽に相談してくださいね。(株式会社かたわらHPのほか、僕のTwitterやFBのDMでもOKです)
いずれもご相談は無料です。予算や納期なども柔軟に対応できます。

※詳しい紹介ページはこちら

■組織創り支援
●人事顧問(組織戦略及び戦術策定・各種制度設計)
●採用支援・採用担当者育成
●人材育成戦略及びコーディネート
●オリジナルの研修企画・講師(完全オンラインも対応)

■事業創り支援
●プロジェクトマネジメント
●経営者の壁打ち
●メンバー1on1(離職防止も兼ねて)
●マーケティング・ブランディング(提携マーケ顧問)

■場づくり支援
●地域づくり・学生連携インターンシップの企画及び運営
●講演・モデレーター・ファシリテーター

■その他
●コーチング
●キャリアカウンセリング
●メンタリング(メンター)

各種発信活動について

長くなってしまいごめんなさい。
最後に、個人としても行なっている発信活動などについてまとめました。
本年は初めての著書「No.2じゃダメですか?」も1/29に発売となり、執筆やPodcastなどでの発信も活発化させていきます!

今年もいろんな人と出会い、繋がっていきたいと思っておりますので、XでもFacebookでも気軽に絡んで頂けたら嬉しいです。
ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
これからよろしくお願いいたします。

■自社HP
https://katawara.jp/

■SNS・発信のまとめはこちら

●Standfm(podcast)
※Spotifyやamazon podcastでも聴けます!

●Youtube 複業人事のホンネ
https://www.youtube.com/channel/UC9YkBWZXsjYSsjo2UJmrCzQ

■各種ビジネスツール
●Wantedly
https://www.wantedly.com/users/3739586
●YOUTRUST
https://youtrust.jp/users/12fdc4f7b839a4b711d1d75f8f0b21ba

■主な支援・連携プロジェクト

今年もかたわらでは全国で企業・地方自治体の組織創り支援をどんどんやっていきます!お問い合わせやご相談はお気軽にどうぞ!
メール・もしくは各SNSのDMからご連絡下さい。

info@katawara.jp


《お知らせ》

★自身初の著書『No.2じゃダメですか?』(24/1/29発売予定)の事前予約も兼ねたクラウドファンディングに挑戦中!!
NEXT GOAL 【支援者200人】 まであと10人を切りました!
引き続き応援よろしくお願いします!

本書は「何者か」を目指すよりも、周りの人を「支える」ことに喜びを感じる人たちに向けて、「支える個性」を活かすコツを伝えたくて執筆しました。

社会は「支える人」の存在なしには回らない。
だからもっと「支える」個性を持つ人たちの価値が認められ、活躍できる機会が生まれるような世の中にしたい!


・「何者かに、主役になれ」という世の中の風潮が苦手だ
・これから社会に出ることに不安を感じている
・誰かを支えることに生きがいを感じている
・今まさにNO.2・裏方として日々を過ごしている
・今後NO.2を仕事にして生きていきたい

もしあなた自身が、または周りの大切な人でこれらに当てはまる方がいたら、この本を読んで・存在をお伝え頂けたら嬉しいです。
NEXT GOAL【支援者数200人】まであと10人を切りました!
応援よろしくお願いいたします!!

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