気持ちを引き出す 訊き方のコツ

みなさんこんにちは！
ショーゴです。

人事として面談や面接をする機会が多い僕にとって、人の話を聞く「傾聴」はとても大切にしていることの一つです。
でも、ただ聴くだけでは面接官として自社にマッチングするかどうかの判断や、メンターとしてその人の悩みを解消してあげることはできません。

同時にしなくてはならないのは相手から情報を引き出すこと。
引き出した情報から現状を把握し、課題を抽出してアドバイスをしたり、マッチングする人かどうかを判断する為の深掘りをしていくことが求められます。
今回は傾聴した次に大切な「訊く力」についてまとめます。

何より大切なことって実は「環境」

質問力について、いろんなノウハウやコツがネット上にも上がっていますが、どんな訊き方をするか以前に大切なのは「環境を整えること」です。

ここでいう環境とは、インタビューの対象者が「ここだったら話してもいかな」と思える状況を作ること。

例えば、あなたがインタビューされる側だとして、質問者側がインタビュー場所として案内してきた場所が大衆居酒屋だったらどう思うでしょうか。
質問される内容にもよりますが、近距離にたくさんの人がいる環境下で自分の内心のことを話したいとはあまり思わないですよね。
加えて居酒屋さんだと周りも声が大きいのでうるさくて聞こえない、こちらも大きな声を出さなくてはならないということもあり得ます。

周りに人がいない、騒がしくない個室などの方が安心して話せますよね。
なお、お相手が異性で個室の場合、個室のドアはあえて少し開けておくなどの配慮をした方がより安心感に繋がります。