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アンダーアーマーからスキンズに乗り換えようと思う件

昨日に続いて、ランニング用コンプレッションウェアについて書いてみたい。僕は長らく、アンダーアーマーを愛用していたのだが、最近になってたまたま購入したスキンズのタイツを使ってみて、価値観が変わった。段階的に(予算がないのでw)アンダーアーマーからスキンズに乗り換えようと思っている。

アンダーアーマーについて

近頃は、スポーツブランドとしてすっかり定着したアンダーアーマー。僕はコンプレッションのトップスを愛用してきた。なんといっても、着心地がよく、スレを起こしにくく、丈夫で長持ち。当然、水濡れにも強いので、レースはもちろん、汗でぐっちょぐちょなる、宮古島の夏場の練習でも大活躍だった。デザインもなかなかカッコイイと思うし、ネットで掘り出し物を探せば、そこそこ安いのも見つかる。

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非常に水濡れに強い(着心地が悪くならない)ので、海遊びではラッシュガードの代わりにも活躍した

スキンズは何が違ったか

スキンズのタイツを買ったのはたまたまで、NAHAマラソンの販売ブースで安くなっていたから。使っていたスパッツがボロになってきたので、そろそろ新しいのが欲しかったが、宮古には大型スポーツショップが無い。できれば手にとって選びたいので、NAHAマラソンまでガマンした次第。

そんな風に、適当に選んだタイツは、履いてみたところ・・・うわっ、キツっ!!
サイズ表(主にウエストと体重)から選んだのに、すごいピチピチ感なのだ。が、それで走ってみると・・・イイッッ!!コレ、なんかスゴくイイっ!!どうやら、その締め付け感が、プラスに作用するようだ。パンツはゆったりしている方がラクに走れると思っていただけに衝撃。

後付で理解した「ホールド性能」

以前から、筋肉の無駄な「揺れ」を抑えることで、疲労を軽減できるという話は聞いたことがあった。つまり、圧迫して揺れを抑え込むという理屈。「まぁ、なんだかな、そういう理屈もあるのかもねー、ムダ肉ついてる初心者には有効なんじゃないの」くらいにしか思ってなかったが、案外馬鹿にならない。それに、どうやら他にも効果がありそうだ。

公式戦で禁止された、高速水着「レーザーレーサー」を覚えている人は多いと思う。あれは、水の抵抗を限界まで下げるために、人体を無理やり「理想形」の型にねじ込む、というのがコンセプトのひとつだったようだが、体幹安定性の面でも、効果があったらしい(重量挙げの選手が、腹圧を高めるために着用する、太いベルトと同じ理屈だと思う)。そして、レーザーレーサー禁止後も、レーザーレーサーでの泳ぎ方を理解した選手たちが、さらに記録を伸ばしたとか。

スキンズのタイツも、多分そういう効果を狙っているんだと思う。僕の場合、(抽象的な言い方になるが)軸を意識しやすくなると感じた。ちなみにスキンズのキャッチコピーが "IT'S EQUIPMENT, NOT CLOTHING"、つまり、服じゃない、もはや装置だ!というわけだ。先日書いたが、陸連のシューズ認識(保護目的であって、助力であってはならない)と対極なのがウケる。

トップスも買ってみた

タイツでこれほど違うなら、トップスも試してみたくなる。定価だと1万以上するが、モデルによっては安くなっていて、3000円台で購入。ダサいの覚悟したけど、全然いいぢゃんか。

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早速着てみると・・・キタッ!!この締付け!!期待通りィィィッ!!!
生地もやや固めなので、アンダーアーマーに比べると着るのに時間がかかる(というか破らないように気を使う)が、しっかり上半身をサポートしてくれる感じだ。一層、軸も意識しやすくなった。

久しぶりに、コレだ!というランニングギアに出会えたのは嬉しい。いろんなジャンルで、某国のパッチモンも技術が向上して、実用レベルになっていると言われるが、やはりオリジナルには敵わないなー、と最近よく思う。ジャブジャブ使えるお金は無いが、安物買いの銭失いは一番バカバカしい。やっぱり吟味して、適正な価格で良いものを選んでいきたいものである。

今度は3月に内地遠征するので、そのときはシューズを選びたいなーと思う。HOKAが本命♪


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