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ファミマのからあげ1個1円!

ファミリーマートが謝っている。

どうやら今、ファミマでレジ横ケース内の揚げ物やお惣菜を2個買うと、「ファミから(1個98円)」が“1個1円”で買えるクーポンがもらえるらしい。その「1円」に改定されたことについて謝罪しているという話だ。


でも、これを聞いて「よっしゃファミマ行くぜ!」とは、正直ならない。

そもそも、こういうお得なクーポンのシステムがちょっと苦手だ。
今回の件で言えば、「ファミから1円クーポン!」よりも、「ファミからが50円!」の方がずっと買う気になる。クーポンは怖い。

仕組みはこうだ。

 期間中、レジ横ケース内の揚げ物・お惣菜の対象商品を2個購入ごとに、「ファミから(醤油または塩)」を1個1円で買える引換券(97円引きレシートクーポン)がレシートに印字されます。引換券(レシートクーポン)は、引換期間内にレジまでお持ちください。

 さらに、レジ横ケース内の揚げ物・お惣菜の対象商品を2個以上購入で、次回使える「ファミから(醤油または塩)」がもう1個1円で買えるファミペイクーポンもお受け取りいただけます。レシートに印字されたQRコードを「ファミペイ」で読み取ると、アプリにクーポンが届きます。(1日1回限り)なお、クーポンの受け取りには「ファミペイ」の会員登録が必要です。「ファミペイ」内で受け取ったクーポンは、当日から使用可能です。

2024年11月19日(火)0:00~12月2日(月)23:59

※引換期間は2024年12月9日(月)23:59まで

確かに、今回の1円クーポンはシステムとしては比較的わかりやすい方だろう。ただ、それでもうっかり勘違いして「ファミから2つを1円ずつで買える!」と思い込み、レジで恥をかくパターンの世界線をたやすく想像できる。
あちらの世界では店員が「2つ目はファミペイからQRコードを読み取らないとダメなんですよ~ハハハ(苦笑い)」なんて言っている間に振り返れば、私の「1円ファミから対応待ち」の行列がレジ待ちをしている地獄絵図だ。

さらに最悪のシナリオなのは、こちらは正当な手順を踏んでいるにも関わらず、店員がクーポンやサービスの仕様を理解していないパターンだ。

例えばこうなる。
私:「すみません、このクーポンでファミからを1個1円で買いたいんですけど」
店員:「え?1円でファミから?(ハァ?こいつ何言ってんの?死ねや…)」

ナイナイとは言わせない。
いや、あり得る。

少なくとも過去にこういうシーンを経験したことがある。(ファミマではないが)正当な手順を踏んでいるのにレシートを片手に、レジで説明を試みる自分。その光景を俯瞰して想像すると、恥ずかしさで死ねる。死因:恥ずか死。

それにしても、今回の「0円→1円への改定」でわざわざ「申し訳ありません」と謝罪しているのも、個人的にいけ好かない。
謝罪型炎上商法的なテクニックに見えなくもない。
「0円から1円に値上げして、みんなゴメーーーーン!(お前ら、ファミから1円で嬉しいやろ?ほれw ファミペイ登録せい!)」というドヤ顔が透けて見えてしまう。

前回、ファミマのおにぎりが美味しいかもしれないという話をして、少しだけファミマのことを好きになりかけた矢先。この「申し訳ありません」で台無しである。
お互い表裏なしでやっていこうや!全員野球で行こう!(使い方たぶん違うけど)

というわけで、今回のクーポンは使いません。
触らぬファミからに祟りなし。


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