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ノートパソコンでゲームしてる話

去年買って一番良かったものはゲーム用のノートPCだ。

買うきっかけは主にプレイしてるストリートファイター5が昨年あたりからPS版からPC版へと主流を変えてきたのと、転職してからやっと生活費が安定して貯金がそこそこ溜まったからである。

同棲を始める前はデスクトップPCを使ってたが、長年酷使していたのもありブルースクリーンを頻発するようになりPCは使わなくなった。

元々PCはゲームと配信するくらいでしか使っておらず、正直なところ持て余していた感があったので今度は置き場所や取り回しの事を考えてノートにした。
拡張性の低さがちょっと気になるが今の所やりたいゲームはちゃんと動くので不満はない。 

試しにFF14をインストールして強気のグラフィック設定で動かしてみる、人の多い広場に入った途端に「ウォンウォン」とノートPCが音を立てて悲鳴を上げていたのでここら辺が限界そうだ。

後で知ったことだがゲームPCの性能を測る際はMMOではなくAPEX等のFPSで調べるのが主流らしい。 時代を感じるぜ。

お値段は諸々の込々で約13.5万円

知り合いのパソコンにちょっと詳しいおじさんにPC設定(垂直同期を切る)を聞くついでにこのノートの値段の話したら、「高すぎるで~!☜(´д`)☞!」と言われたがいまのとこ満足している。
物の価値というか真の値打ちは買った本人が決めればいいのだ。

ちょっと高かったのは理由がある。
PCを買う上でどうしても外せないこだわりとして「240hzのモニター」にしたかったのだ。

240hzってなんぞや?って方はこちらを参照して下さい。
わかりやすいのでオススメ。


この条件を満たすノートPCがそれほどまだ出回ってなかったのでゲーム用のPCにしては高額になってしまったのだ。

鋭い方はここまで読んで「ノートPCとは別に240hzモニターを用意して繋げたらええんちゃう?」と考えたであろう。たぶんそれがベストでリーズナブルな賢い買い物だ。

だがその道を突き進めていくと「そもそもPC本体もノートではなくてデスクトップが最適解」となってしまうのだ。

「PCがほしい→ノートにするか→スペックが気になる→デスクトップのほうがいいかも→使用する電源の数が増える→取り回しが悪い→やっぱりノート→スペックが気になる…」という思考ループにハマってしまうのは想像に容易い。

こうなってしまうのはとてもマズイ

いや、ショッピングにおいて「迷う」ということは「選べる楽しさ」なのかもしれない。この「楽しさ」が一番怖いのだ。
なぜならこうして迷ってる間にもスト5のトッププロゲーマーであるウメハラ氏は、

①小技には手を出さない
②中パンチには大足で差し返し
③天雷にはサマーソルトキック
④前飛びはしゃがみ大Pで対空

というあまりにもストイックすぎるトレーニングモードを続けてるかもしれないのだ。
凡人な我々が少しでもプロに追いつくためには迷ってる時間なんて1㍉もない。ちょっとお高い買い物になろうが腹をくくって買うしかねぇんだ!

※補足だが、このトレーニングはPS版かPC版に限らず可能だが、PS版にはインプットラグというものがあり、差し返しの練習としては少々効果は薄い

もちろんやる意味はあるよ

ではゲーム用PCを買った今、ウメちゃんと同じようにストイックトレモしてるのか?という質問に対する答えは残念ながら「NO」だ。

ストイックトレモをやりたい気持ちは誰にも負けないが、気がついたら風呂に入り、お茶を飲み、歯を磨き、お布団に入ってしまっている。

まぁなにが言いたいかっていうと「やりたくてもできない」のと「やれるのにやらない」は全然意味が違うってことだ。

条件揃えたことにより自分がなぜ凡人であり、プロ達がなぜプロであり続けるのか身にしみる毎日だ。

誰でも知ってそうな事だが太字にするとなんか説得力が増すぜ。



ここからは余談だがゲーム用のPCと環境を揃えてから据え置き型ゲーム機に全く興味がなくなってしまった。特にPS4。

Nintendo Switchはハードとしては貧弱だが、switchでしか遊べないゲームも多いのが長所になってきた。

240hzではない普通のテレビに映してプレイしているのでアクションゲームをやってても「これ240hzじゃないんだよな~~」と思うようになってしまいイマイチ本気で楽しめない。

感覚としてはスムーズに動く6段ギア新品の自転車(PC)を乗った直後に、ブレーキをかければキーキーと音を立てるサビついた古い自転車(PS4)に乗り換える感覚に近い。
まぁ乗れなくはないけど、乗らなくていいなら乗らない自転車だ。
ちなみにswitchはキックボードだ🛴


PS4のテレビをリフレッシュレートの高いモニターに変えれば解決しそうな話でもあるが、そもそもPS4で出てるゲームはPC版にも移植されることが多く、
PS版よりも高解像度かつロードが早く、steamセール等でお手頃価格で手に入ることも多いので、PS市場のみの独占タイトルでどうしても遊びたいソフトが出ない限りは買う魅力が無くなってきた。

どうしても遊びたいソフト… 
少し考えてみたがエクバ2が出てもちょっと弱いかもしれない。

タクティクスオウガか、クロノトリガーの新作くらいのパンチが必要だ。
FF7RばりのリメイクFF6が出たらちょっと惹かれるかも。
販売2か月後くらいにはPC版へと移植されそうだけど。 


そういうわけで次世代機のPS5はもう一捻りなにかゲームとしての変化が無ければ買わないかもしれない。 

アーケードゲームが家庭用ゲーム機に追いつかれたように、家庭用ゲーム機もPCゲームに追いつかれてしまったのか。

その次はなんだろう、スマホがPCゲームに追いつくのだろうか。
いつかゲーミングスマホ買う日が来るのか?

ともあれ、据え置きゲーム機を買わなくなる日がくるなんて思わなかったな~。

240hzがもたらした功罪は重い。



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