鍋割山で絶品鍋焼きうどんを食す
登山っていうのは達成した後の食事がいいんですよね。登山にハマったのはそれが1つの理由かもしれません。
今回登ってきたのは標高1272.5メートル。神奈川県秦野市にある鍋割山。
冬が終わり、そろそろ今年一発目の登山はどこにしようか考えていたところ、山頂で美味しい鍋焼きうどんが食べられる山があるということでこちらに決定。
難易度的には初心者向けなのですが、前後半で大きく表情を変えます。
山に入った序盤は傾斜がゆるやかで登ってる感があまりない平坦な道が続きます。
が、ある地点をきっかけに登山感がグッと増します。
それはペットボトル置き場。
2時間ほど歩いた頃でしょうか。2リットルと4リットルの水が入ったペットボトルが置かれているエリアがあります。
まだ登山に詳しくないので知らなかったのですが、どうやら「この水の入ったペットボトルを持って山頂に登ってもらえませんかね〜」という協力のお願い。ボランティアってやつです。
何か人の役になるならという思いでゆとりのあったリュックに2リットルのペットボトルを収納。ずっしり。
まぁまぁ、なんとか行けるでしょう!
ってことで登り始めると、それまで平坦な道が続いていた山がいきなり豹変。険しい道になってきたんです。
いやいや、2リットル入れた途端にマジっすか。
しかも、かかとが靴擦れになりそうな気配もあり絆創膏を貼り靴下を重ねて応急処置。
ただただ黙々と登り続け、無事に登頂!ふぅ〜。
終わってみれば約3時間半くらい。体感長かったなぁ。
山頂に着くとそこにはポツンと一軒家。山小屋が建っています。ここで鍋焼きうどんを食らうわけです。
お目当ての鍋焼きうどんには10人くらい待っていて結果1時間待ち。
どうやら5人分くらいまとめて作っていてその波を逃すと20分くらい待つ感じでした。
お値段は1500円。現金のみ。
とにかく山頂は寒いし風はあるしでこの待ち時間はキツかったですね。
ただ鍋焼きうどんは噂通りの美味さ!
柔らかい太めの麺、山菜、きのこ、なると、卵、かぼちゃの天ぷらと贅沢盛りです。冷えた体に沁みます。絶品。
体が温まったところで下山。途中、山の住民に遭遇。カモシカさんです。
じーっと見つめ合い、お互い間合いを取っています。はじめての野生のカモシカにビビりつつ登山のお礼。おじゃましました。
無事に地上に戻って参りました。復路は2時間半ほど。
今年初登山。天候は曇りでしたが大きなトラブルもなく気持ちよく登り切れました。
疲れた体を癒すため車で10分ほどの場所にある温泉施設「湯花楽 秦野店」へ。
体はもうバキバキ。3、4日筋肉痛でございました。
しかし、鍋焼きうどんが食べられる鍋割山。いいネーミングです。
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