SASKELABは印刷のサラブレッドです。

突然ですが、SASKELABはFabのサラブレッドです。

SASKELAB(サスケ)は大阪市の小さな町工場の家に産まれました。
自宅の1階が鐵工所を営む祖父の工場で、小さい時からよく靴下に地金が刺さっていました。たぶん分かる人にしか分からない状況だと思いいますが、ねじ穴を作ったりする時に出る小さな鉄くずや破片が飛び散り、それが家の中に落ちてたりもするんです。
工場のなかでは、たまには顔に飛んでくることもありました。
その自宅の一階にあった小さな工場で幼少期は祖父の手伝いで細かい作業をしたのを覚えています。
今、MDFにレーザーで穴を空け、長さを計って箱を組み立てたり、印刷のための治具を作ったりする知恵はこの頃から培った経験をもとにできているなと感じます。ちなみにこの祖父は健在で、たぶんそろそろ90歳を迎えますが、ピンピンしています!

中学の頃からは、ひたすら父の電気工事業を手伝っておりました。
父の仕事は主に、個人宅のエアコンを設置したり、配線作業をします。
エアコン工事というのはどういった経路で室内機と室外機を設置し、水が流れる勾配を考えるなど、工夫が必要です。また室内機を設置する壁によっては、ビスが抜け落ちる可能性もあるため、アンカーやドグラーを使います。
SASKELABは印刷業ですが、時には印刷した看板の設置にも行きます。
ドリルやインパクト、ビスの使い方は相当慣れています。
実際、SASKELABの印刷機器の配線作業や、電源設置などは全て自分で行いました。
父の仕事をしていたおかげで、簡単な工事なら我がで 行いますので、外注費が浮いています。もちろんお客様に還元しております!

それが大学までしていた仕事で、卒業後は印刷機のメーカで営業として働いておりました。
SASKELABにあるような、特殊な印刷機ではなく、主にドキュメントプリンタやコピー機などですが、
印刷というのはPC上でデータを作って出力をするという意味では、UVプリンタも、レーザー加工機も、刺繍機も全て原理は同じなのです。
縦軸、横軸で順番に出力をします。
また事務機器の営業ですので、社内ネットワークやシステム構築の提案も同時に行っておりましたので、プリンタのLAN配線、ドライバの設定の知識は全て前職で教わったからこそできています。

そういえば母は専業主婦でしたが、結婚前は大手インキメーカに勤めており、その件について何も教わってはいないですが、その血統は受け継いでいます。また母方の祖父は材木屋さん。SASKELABは木材の加工もしているため、たまに木の端材をもらったりします。

先日、ぼやっと家族のことを考えていると、そんなことを思ったため、ここに書き記しておきました。

あとはどこかに、もっとデザインのセンスのある血があればもっと良かったのですが、それはこれから自分で鍛えます。

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