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宇宙移民も悪くない【雑感】スペースコロニーの本屋さん(機動戦士ガンダム第33話『コンスコン強襲』)

久しぶりに(何十年ぶりか不明)アムロがドム12機(注1)を血祭りに上げる場面が観たくなって観始めたら、魅入られてしまった。

ただのノスタルジーなのか、作品が素晴らしすぎるのか、もう自分では判断できないが、動画に観入るのは久しぶりだ。

脳内補正のせいでチープに見えるかと思ったら、そのチープさがすべて味になっているのである。

贔屓というか、もう親バカに近い。

そんな中、特にテンションが上ったのが、スペースコロニー内にある本屋さん。アムロが生き別れになっていた父親と再会する場面だ(注2)。

宇宙世紀0079って22世紀だろうと思うけど、まだちゃんと本屋さんが残っているのだ。

これがまた昭和っぽい懐かしい本屋さんなのだ。  

下の記事の中にその画像がある。

たぶん個人経営じゃなくて、広域展開していそうな、専門書も多く取り揃えていながら、でもマンガもバッチリカバーしてる、大きめの駅の近くにありそうな、そんな本屋さんだ。

夜の街に煌々と店内が照らし出されたこんな本屋さんがあったら、蛾みたいについふらふらと入っていってしまいそうな、そんな本屋さんだ。

昔の動画を観ると、こういう発見もあっておもしろい。

そうかー、スペースコロニーにはこんな本屋さんがあるのかー。だったら宇宙移民も悪くない。

ちなみに宇宙世紀に紙の本があるのか、という問題については、ガンダムのマニュアルも紙ベースだったし(ケント紙のルーズリーフ?)、アムロの親父さんが開発したパーツにはRGBジャックみたいなのがついているし(ブルートゥースやHDMIソケットはなさそう)、部屋にブラウン管テレビみたいなものがあるしで、完全にレトロフューチャーな世界だから、全然問題ない。

でも私はもうキンドルが手放せないので、宇宙世紀のあの本屋さんの常連には相応しくないかもしれない。 


注1. セイラさんとスレッガー中尉とカイもがんばっていて、正確にはアムロが倒したのは9機だった。ひとりで12機じゃなかったのね。ちなみにホワイトベースを発見した歩哨役のドムのパイロットはニキビ面のような描写がされているので、みんな学徒動員による不慣れなパイロットだったのかもしれない。

注2.バスに乗った父をアムロは走って追いかける。そんなにスピードは出してないみたいだけど、バスと変わらないスピードで、少なくとも一区間以上は走っている。さすがニュータイプ、なかなかの健脚だ。

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