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映画 Cyrano


観てきました。
フレンチディスパッチ、ウエストサイドストーリーを観た際に、予告でいつも流れていて、すごく気になったので。公開日の今日みてきました。

下記、微妙にネタバレ含む可能性ありますので閲覧注意です。

正直、そこまで期待してたほどでもなかったかも。
ヒロインが天性の男たらし(褒めてる)で、周りの男性を結果的に破滅させてる。。
まぁ最後の方は戦争、戦地が舞台になって、最近のご時世的な面でも心打つ描写があり、そこにはかなり感銘を受けました。
ただ本編は基本恋愛メインのストーリー軸なので、戦争ではなく結局恋愛がメインなんだけど、その本編である恋愛の方がどうも納得できず…。

文才と外見。
どちらへの愛の比重が本当に高いかは、シラノとクリスチャン、二人ともが生きているうちにロクサーヌに聞いておかないとあかんやんと思った。
なぜなら、クリスチャン死んだからシラノ!に見えざるを得ないから…やっぱりこの世から去った人は、美化されて英雄となるからフィルターもかかってしまうわけで、本当の意味でどっちを愛してるのか聞けないよ。聞かなくていいのかもしれないけど、わたしはなんかはっきりさせて欲しかった。

ロクサーヌ、罪な女性だよ。結局、「自分は男性から詩的な愛の言葉をかけられている」という事実が好きなんだよね?
だから、シラノのこともクリスチャンの意味も本当の意味では愛していなかったんじゃないのかしら。。?それこそ、恋に恋してたんじゃなのかな。

なんか、モヤモヤする映画だった。
観てはよかったと思う。映像は綺麗だった。

ちなみにミュージカルシーンは、ミュージカルというよりもMVをみている気分だった。
ミュージカル感を求めるならスピルバーグのウエストサイドストーリーを観た方がいいと思う。

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