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【同棲日誌】一輪の花

皆さんは、恋人、友人、家族といった身近な人からどのようなプレゼントをもらったことがあるでしょうか?
中でも印象的だったプレゼントはどういったものでしょうか?

私にとって“それ”は、一輪の花でした。
そう、パートナーであるサムライ君は、時折仕事終わりに花を買ってくれるのです。なかなかにハンサムな行動です。
今日は花を買うきっかけになった話をつらつらと書いていこうと思います。

きっかけは、2人で某お手頃スウェーデン家具屋にて買い物をしていた際、
花瓶コーナーに差し掛かったとき、私が「あれもこれもかわいいなぁ」と連呼していたのをみた彼が

花瓶買ってみよっか!

と一声かけてくれたのです。
確かに、付き合って話をしている中、2人とも実は花好きが発覚してからというもの、よくデートの合間に花屋さんがあるとついつい立ち寄ってしまいます。
(まるで購入するんかくらいの勢いでこの花いいよねぇなんて言ったのち、
すんと消える客だったので花屋さん的には実に期待はずれのつまらん客だったかもしれませんが。)

我が家にも、おしゃれな家庭あるあるの♯花のある生活 が実現・・・
花を愛でる生活・・・

テンションあがっていきましたぞぉぉぉぉ!

そこから、どの花瓶を我が家に迎えるか吟味タイムスタートです。
さっきまで「あれもこれもかわいい」といっておきながら、いざ決めるとなると

サムライ君:これは?
さしみ:かわいいんだけど、重くていつか落としそう…

サムライ君:じゃあ、これはどう?小さめだし、色も明るめだよ?
さしみ:確かに…ただ、お花の茎全体が見えないのがネックかなぁ


いや、悩みすぎぃぃ。そう、考えすぎなのは重々承知なのです。
ただ、「選ぶなら納得したものを選びたい」という私のポリシーを彼はよくわかってくれているので、上記のやり取りをしてても嫌な顔ひとつせず吟味タイムに参加してくれるのです。
付き合って当初は、この時間にイライラさせてしまうときもありましたが、彼も持っているモノにこだわりを持つ派なので、だんだん慣れてきたらしい。よく言う「時間が解決してくれた」ってやつです。

さてさて、そうこうしているうちに、”その”花瓶と出会うことができました。
一輪挿し専用の小ぶりのサイズ感、
ガラス製、なおかつ透明色なので花全体が見える
私の小さな手でもつかみやすいので、落とすリスクが小さい(笑)

まさに私のニーズをすべて満たした花瓶・・・一目見て2人とも
「サムライ君・・・これだ・・・」
「さしみ・・・これ・・・」
と、息をのむ体験でした。

早速その子を我が家にお迎えし、
数日後サムライ君は一輪の花をプレゼントしてくれました。
もちろん、わざわざ買ってきてくれたので愛でる担当は私が担わせていただきます。
実際の写真はこちら↓

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ひまわり

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ガーベラ

毎回、サムライ君は「私に合いそうな花」をテーマに買ってきて、
この花のこういうところが私に合うと力説してくれています(笑)

今もこの記事を書きながら、横でガーベラちゃんは満面の笑みでいてくれています。
はじめは花のある生活=おしゃれ
などと浅はかな気持ちが若干、いやわりとありましたが、実際迎えてみると、ふとしたときに心がぱぁーと明るくなるので、花のもつパワーはあるものなのかなと感じています。

あぁ、花を愛でる生活っていいな。
今後は花を撮る技術向上に努めたいですね。



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