"人の人生背負うと決めたから"_同棲日誌

彼の好きなところのひとつとして、
自分自身で決めたこと、
人との約束事を守り通せるところだ。

最近のnoteでも頻出しているが、
彼のストレスの源はヘビー級な問題を抱えた上司。
それこそ、彼とは真反対で
1時間前と今とで発言がコロッと変わるタイプだ。
上司からの情報・指示のもと動いたが、
その上司ぎS極からN極へと指示を変えたため、取引先にも「対応悪いよ」と言われる始末だという。

私は、その人のエピソードを聞くたびに、おいおい、そんなやつが上司でいいのか！？部下が苦しめられている自覚はないんか！？そこに愛はないな！？
とサムライくんよりも憤慨している。笑

彼が転勤してから早3ヶ月。
その状況が未だ進んでいること、彼が悩み続けている姿が辛くて。

私は彼に
「その上司のために苦しむくらいなら、職場を休職することや辞めるっていう選択もあるよ？？無理しないでほしいな、、、」
と告げた。

彼はん～～～～と唸り、

心配してくれる気持ちもわかるんだけどね、
俺、この仕事好きなんだ。
確かに上司はポンコツすぎて勘弁してくれって思うけど、この仕事をやることには誇り持ってる。
それに何より、俺が『さしみに安心できる生活環境をつくる』ってさしみに宣言したでしょ？
そのためには今の仕事はそう簡単には辞められないし、頑張れるよ。
宣言した約束ほったらからして、やーめたはいよいよ自分のこと許せなくなるから。

といつものおふざけな彼とはまた異なる強い漢の一面を見せてくれた。

こういう彼の芯の強さには敵わない。

私というひとりの人間を守るって決意してくれたあなたのおかげで
住む、食べるには困らない生活をさせてもらえているし、
精神的にも底の底から少しずつ、着実に前向きに進めている。
私にもできる限りで彼の心のケアや家事、炊事の負担削減に努めていきたい。


彼は彼なりの方法で、
私は私なりの方法で、
大切な人の人生を背負う覚悟をやしなっていこうと思う。