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心の余裕

 最近、人と話していて急に腹が立ったことはありませんか? 子どものすること為すことが目について、つい怒鳴ってしまったことはありませんか? 友人からの電話や、来訪を面倒だと思ったことはありませんか? 以上の質問に一つでもYesと答えた方は、ひょっとすると心の余裕がなくなっているのかもしれません。

 毎日の家事や仕事に追われ、音楽を聞いたり、ゆっくりテレビを楽しむ暇もない。夫婦や家族で一日の出来事を語り合う時間もない。外食やコンサートなど、前回いつ行ったのか記憶もない。かといって、誘われても気がすすまない。休みの日は家でゴロゴロ。また無駄に時間を過ごしてしまったと後悔の連続。月曜の朝には動かぬ体に鞭打って会社に向かう。あぁ何て人生はかくも空しいのか。何かおもしろいことはないものか…。

 さて、ちょっと考えてみてください。毎日がつまらないのはなぜでしょう。周りの人や仕事のせいでしょうか?いいえ、違います。毎日をつまらなくしているのは、自分自身です。周りを見回して見てください。忙しくても、いつも明るく生き生きとしている人はいませんか?楽しく育児をこなしているお母さんはいませんか? 他人にできてあなたにできないはずはありません。さあ、今、この瞬間からサッと気持ちを入れ替えて楽しい毎日を過ごしてみませんか。キーワードは「心の余裕」です。

 部屋に花を飾ってみましょう。昔の友達に電話をかけてみましょう。疲れたなぁと思ったら、仕事帰りに映画やコンサートに行ってみたらいかがでしょう。習いごとに挑戦するのもお勧めです。きっと、思いがけない発見や、素晴らしい出会いが待っています。

 幸せの扉はいつもあなたの目の前にあります。扉を開けるのは自分自身です。

★最近教師の仕事がブラックであるという報道を耳にすることが多い。特に中学校教師は部活動顧問をせねばならずにブラックだと。私は文化部出身だが、若い時はバスケットボール、バレーボール、ソフトボール等運動部の顧問を任されたことがあった。教えることのできない部活の顧問をせねばならないことはストレスであった。とりわけ、土日の貴重な休みを奪われるのが嫌だった。それが、現在も変わらずに存在する。部活動は即刻アウトソーシングすべきであると思う。顧問を教員に任せるならば、指導者、コーチとして教師とは別契約とし、謝金を支払うシステムを作るべきである。私の一番の楽しみは休みの日にバイクを駆って郊外を走ることである。バイクは鉄馬とも呼ばれる。緑に囲まれた山道を、バイクを縦横無尽に走らせることは、かつて武士が馬を駆って野山を駆け回ったのと同じ感覚なのかもしれない。「仕事が趣味」という教師は信用できない。

学校教育には矛盾がいっぱい!