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奇跡の出会い、運命の出会い

 人の生命の誕生は、一つの卵子と一つの精子が出会うことによって始まる。その確率たるや宝くじどころの騒ぎではない。そして、私たちは人生の途中で様々な人に出会う。親、兄弟、友達、職場の同僚…。これらの人に出会う確率たるや天文学的な数字になる。さらに、その中から、恋人や結婚相手に出会う確率は、もう奇跡としか言いようのない出来事である。

 私は、人との出会いには、我々には想像できない目に見えない力が働いていると思う。人の出会いは、偶然に見えて実は必然なのではないかと思うことがある。例えば、私が現在教師をしているのも、保育園、小学校、中学校、高校、大学と、素晴らしい先生方に出会えたからである。特に中学校の担任、S先生との出会いは、私の教師になる運命を決定付けたと言っても過言ではない。私は、自ら教師になる道を選んだ。しかし、見方を変えると、「色々な人に出会わされることによって教師になるべく導かれた」と考えることもできる。そう考えてみると、世の中は実におもしろい。道で擦れ違う人、同じ電車に乗り合わせる人、それら小さな出会いも、偶然ではなく本当は必然なのかもしれない。

 先日Sinon という女性アーティストのライブコンサートに行ってきた。そのMCの中で彼女は、「人に言うと笑われるのですが、私は運命の赤い糸を信じています。だから、いつの日か、ベストパートナーに出会えるのを楽しみに待っています。」と語っていた。私も同感である。「自分の良心に恥じない毎日を送っていれば、必ず神様はベストパートナーとの出会いを約束してくれる。」そう信じている。私はこれからも、奇跡の出会い、運命の出会いを大切にしていきたい。

★私は自分の半生を振り返ると、様々な「引き寄せ」があったことに気付く。昔から、「会いたい」と願う人には会えるチカラ? があった。NHKを辞めたばかりの池上彰さん、教育について様々な提言をされている内田樹先生、ゆとり教育宣伝マン時代の寺脇研さん等。最近、量子力学トレーナーの方に会って「それは引き寄せですね。」と言われて納得した。にわかには信じがたい方もおられると想像するが、「念ずれば通ず」と言う言葉があるように、人の「思い」は良くも悪くも実現する。なので、「私は馬鹿だから、合格は無理・・・」「私には縁がないから良い人に会えない・・・」ネガティブな言葉は、絶対に使わない方が良い。 


学校教育には矛盾がいっぱい!