意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。
とあるCMで流れていた言葉が、数ヶ月経った今でも胸に突き刺さっている。
「意味なく群れるよりも、意志のある孤立を。」
"Rather than being in crowd without reason, become isolated with a reason"
どうしてこの言葉は、これほどまでに僕の胸を打つのか。
それは、美しく力強い言葉で僕を励ましてくれていると感じるからだ。
僕は今、孤立している。
コロナをきっかけに会社に出社することもなくなったし、飲み会の回数も激減した。丸2週間、リアルな人間と言葉を交わさないなんてことも日常となった。
刺さるような寂しさも最初はあったが、今となっては、孤立できたことはこれまでの人生で最高のイベントだと思える。
孤立は、本当に大切なこととそれ以外を明確にさせる「目」を与えてくれるし、本当に大切なことを追求するための「自由な時間」を与えてくれる。
実際、付き合いだけの飲み会に足を運ぶこともなくなったし、うだうだと迷うことなく希望する会社に転職することもできた。
孤立に感謝の正拳突き。
ただ、街で楽しそうに飲んでいる若い人を見たりすると、ふと寂しさが押し寄せることもある。そういうときこそ、この言葉は劇薬だ。「これでいいんだ、いや、これがいいんだ」という気持ちにさせ、背中を押してくれる。
ただの孤立にするか、意志のある孤立にするかはその人次第だ。この言葉は、意志のある孤立を選び、夢や目標に向かって頑張っている人に向けた、最高に美しく力強い応援メッセージだと言えよう。
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