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駆け出しインフラエンジニアはとりあえずAWSを触っておけ!

社会人2年目のインフラエンジニアです。

AWSを触り始めて半年くらいのひよっこですが、触り始める前と比べて圧倒的にNWやインフラに対する理解が深まったし、理解スピードも格段にUPしたように感じています。

今回は、AWSで学習することがインフラ初学者にとってどういうメリットがあるのかを実体験をもとにお話します。 

本記事の対象としているのは下記のような方です。

・NWやサーバの概念的なことは知ってるけど実際に構築できない人
・インフラ部門に配属されたけどチームのディスカッションについていけない人
・AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト (SAA) を取りたい人

AWSメリット① 「インフラをこの手で作れる!」

AWSを使って学習することの一番のメリットはこれだと感じています。

テキストや講座でインフラを概念的に理解できていても、「じゃあ実際に構築してみましょう」と言われても何をどうしたらいいのか分からない人も多いと思います。(自前でサーバやルータを物理的に用意することも難しいです。)

AWSはご存知の通りクラウドサービスですので、クラウド上にインフラを構築できます。つまり、物理的リソースを用意しなくても、ブラウザでポチポチするだけでお手軽に自分だけのインフラを作れちゃいます

お手軽ではあるものの、自分で作るとなると考えるべきことは意外とたくさんあります。そして、これが学習において最も大事なんです。

例えば、単純にインターネットに公開するだけのサーバを立てるとしても、GWを設置して、グローバルIPを取得して、NAT変換して、セキュリティも心配だからACLも書いて、あとは、、、とするべきことは結構あるのです。

こんな風に、どういう仕組みでインターネットに接続するのか、接続するために必要なものは何か、また、うまく接続できないときは何が原因なのか、自分の頭でしっかりと考えなければなりません。

このように自分で手を動かしながら自分の頭で考えることが学習の一番の近道なのだと僕は確信しています。参考書を読むだけの学習とは一線を画した効果があります。

AWSメリット② 「新しいことへの学習コストが低くなる!」

一度AWSの扱いを覚えてしまえば、Webサーバを立ててみたり、アプリケーションを動かしてみたりと、新しい領域への学習コストが低くなると感じています。

僕の場合、業務でオンプレサーバのクラスタを構築する際に、事前検証としてAWSに仮想サーバを複数立ち上げて、その上にクラスタを作ることを試してみたりもしました。(ローカルのVMではメモリが不足していたため)

他にも、lambdaと呼ばれるサーバレスアーキテクチャを使って、Alexaのスキルを作ってみたり、今後も色々なことにAWSを活用できそうです。

AWSには便利なマネージドサービスが豊富に揃っているので、それらを活用してあなたがやってみたいことをより早く、より簡単にできるかもしれません。

何をモチベに勉強するか?

AWSを触ってみようと思ってもモチベーションがないし、何から手をつけていいのか分かりませんよね。僕もそうだったので、とりあえずAWS SAAの資格を取ることを目標に据えてみました。

Udemyで講座を受けて、細かいところは参考書をパラパラと眺めて勉強してみました。特に、下記の講座は、AWSの基本的な操作だけでなく、インフラの基礎知識をつける上でもとっても役に立ちました。

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

講座のおかげで、1〜2週間ほどの学習で無事合格することができました。
資格を持っていればスキルの証明になりますし、キャリアアップにも有利です。

アカウントの作成 「12ヶ月無料利用枠あり!」

アカウントの作成は無料ですし、初回ログインから12ヶ月間無料で利用できるサービスもあります。例えば、最も基本的なサービスであるEC2は750時間/月無料で使うことができます。(1台だけならずっと立ち上げてても744時間なので課金されない)

AWSクラウド無料利用枠

知っているだけのエンジニアから、つくって動かせるエンジニアを目指しましょう。

それでは!

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