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私のアジャイルジャーニー

 はじめてのnoteへの投稿です!
 書きっぷりがどうなるか分かりませんが、アジャイルとの出会いやアジャイルについて思っていること、それから「アジャイルのテーマ曲」について書いてみます。この記事はシン・アジャイルAd  vent Calendar 2022 8日目の記事です。(Advent Calendarの記事を書くのも初めてです!)

はじめに

 長年、品質重視の大小さまざまなウォーターフォール開発を経験してきました。そこそこ長い年月が経っています…。
 2000年代初頭、開発の進め方や考え方について、まわりの人たちと共に知見を得ながら改善を重ねる中で「もっと良いやり方があるのではないか」、「他の人たちはどうやっているのだろうか」という思いが強くなり、コミュニティーのイベント(DevLOVE、XP祭りなど)に参加したり、今では古典と呼ばれることもある書籍にあたったりする過程でアジャイルに出会いました。アジャイルとの出会いは2000年代中頃だったと記憶しています。そこから、私のアジャイルジャーニーが始まりました。

 2000年代から2010年代にかけて、たくさんの集いに足しげく通いながら、取り組む先の主体は相も変わらず固めのウォーターフォール開発でした。生産性向上(効率化)や品質確保を極めるべく邁進しつつ、開発工程の一部にこっそりアジャイルのプラクティス(の考え方)やツールを差し込んだ時期もありました。リファクタリング、バーンダウンチャート、オンサイト顧客、ニコニコカレンダー、KPTなど…。
 2020年代に入り、アジャイルと銘打たれた開発に関わるようになり、遅まきながら実践を伴いながら学んでいるところです。

アジャイルジャーニーの加速

 「カイゼン・ジャーニー」との出会いが、私のアジャイルジャーニーを加速してくれました。

私と「カイゼン・ジャーニー」の略歴。
  2018年春 「カイゼン・ジャーニー」出版される
  2018年秋 「カイゼン・ジャーニー」と出会い読了
  2019年春 発刊1周年イベント@ヴァル研究所に参加
  2022年春~夏 著者による本読みの会(全12回)に参加

 「あなたは何をする人なんですか?」という問いを受け、「一人からはじめる」心構えを持って「越境」を胸に刻めたことが、新しい領域に踏み出す一歩を軽くしてくれたように思います。

 「カイゼン・ジャーニー」は、ことあるごとに周りの人に紹介しています。ことばを大切に使って書かれている本で、アジャイルを抜きにした読み物としてもお勧めです。上記、紹介サイトを見て興味を持たれた方はお手に取っていただければと思います。※注:出版社の回し者ではありません。

 その後、紆余曲折を経て出会ったのがシン・アジャイル(書籍)であり、シン・アジャイル(コミュニティー)です。

開発を対象としないアジャイル

 アジャイルとは何か、どのように捉えてどうすれば良いのかなどについて、ソフトウェア開発に関連するアジャイルは考えることがよくありました。ある程度分かります。が、組織とアジャイルが組み合わさるとどういうことになるのかと本を手に取りました。
 開発以外と関わる自分自身の日常と照らし合わせながら読み進め、アジャイルのマインドは多くの業務、特に何らかの新しい要素を含む業務に合うという思いが強くなりました。例えば「スプリントレビューでは何を学んだのか、に向き合えるように」について、業務内で「スプリントレビュー」という名前を使っていなくても、その観点を織り込む場所やタイミングがあると思います。チームのキックオフや体制を変えるときなど認識を合わせる場面では、インセプションデッキ(組織アジャイル版)を参考にしています。アジャイルに運営していくとことは…これからがんばります!

 本を読んだ後、シン・アジャイルのコミュニティに参加しました。新たな気づきを得られるかもしれないという大きな期待感と、新たな気づきを得てもらうことに寄与できるかもしれないという軽い心驕りを持って。(面白そうだから、という純真な動機もありました)

 今は「学びの場を設けて、学び続けながら学びを広めること」をどうやるとよいのか、についてアジャイルの要素を交えながら学んでいます(たぶん、そんな感じ)。得られた気づきも、さらなる学びの題材にしていきます。
 コミュニティはこちら。

 アジャイルに関することも、それ以外のことも、これまで多くの人から学んできての今があります。まだまだ学びの最中ですが、何か一つでも、後に続く人に伝えていければと思っています。出会う場所や立場を、そして時を問わず。

アジャイルのテーマ曲

 私にとっての「アジャイルのテーマ曲」を紹介します。好きな歌い手の曲でもあり、結構な頻度でリフレインしています。「どこがアジャイル?」と、ピンとこないかもしれませんが、歌詞を引用して私の思いを書いてみます。
 「カイゼン・ジャーニーのテーマ曲」とした方が心地よい組み合わせかもしれません。(コラボしてくれないかなー)

扉を開けて 今すぐ飛び立とう
荷物なんかいらない 心ひとつあればいい
人はいつだって生まれ変われる
別に人生のmission与えられたわけでもないのにheartは一つ所にとどまる
昨日までの臆病な私の心よ サヨナラ

転がり続けよう 風に吹かれ 人はいつだって自由な旅人
この世界の中に 行きたい場所があるのさ
いつか終わりが来るその日まで 僕ら 臆病な冒険者でいよう
きみを誘っていこう 僕らの新しい旅に出ようぜbaby

作詞作曲:宮本浩次 2020年「宮本、独歩。」の「旅に出ようぜbaby」より


 「今いる場所」はそれなりに大変なこともあるし、背負っている看板や、役割に応じて課せられた重たいミッションもある。それでも、人生のミッションは誰かから与えられるものではなく「私は何をする人なのか」は自分自身が決めることであり、自分自身で決められること。やってみよう思えたことがあるならば、勇気をもって一人からでもはじめてみる。
 目指すところまでの道筋が定まっていなくても、うまくできなくても、目の前の扉を開けて一歩踏み出すことができれば、それは小さな変化であり新しい旅への第一歩。たとえ小さな一歩でも新しい視界が開けて、踏み出したその先には行きたい場所に続く道につながっている。

 昨日できなかったとしても今日やってみればいい。いつだって遅きに失しするということは決して無い。何を始めるにしても、最速のタイミングは「やり始めたその時」なのだから。

 何がいつまでと定まっているわけではないとしても、残された時間は限られていて、きっと想像しているほど長くはない。もしも今、やってみようという思いが芽生えていたら、はじめの一歩を踏み出すタイミングは今で良いはず。

 一握りの勇気をもって、まずは一人から。そして誘いたい人が見つけられれば、次の一歩を二人でともに。

Be Agile

 読み返してみるとうまく表現できていないところもありますが、これも次の一歩(はじめてのnoteへの投稿、はじめてのAdvent Calendarの記事)を踏み出せたということで成功としておきます!(成功とさせてください)

 最後に…
 うまくできなくてもかっこ悪くても、事の大小を問わず、何かをより良くしようという思いを持って行動し続けていれば、それはアジャイルなのだと私は思います。
 この記事を読んでいただきありがとうございました。

それぞれの持ち場におけるアジャイルジャーニーに祝福あれ。

Be Agile!


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