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たまねぎカップ収穫祭素案

こんなeスポーツ大会したいなというアイデアをメモしておく。

とある淡路島在住プロゲーマーさんは玉ねぎ農家を営んでいる。淡路の玉ねぎは全国的に有名であるが、実際に「淡路の玉ねぎってどんな玉ねぎなのか?」は意外と知られていない所が多い。特に、同じように見える玉ねぎは実は品種が様々あり、中でも3月中旬から4月中頃までに収穫される早生の玉ねぎは、その特性上保存に向かず、実際に食べられるのは収穫されたその時期だけの物。以降から収穫される玉ねぎは長期保存が可能な全く別の品種で、風通しの良い玉ねぎ小屋でつるして保管されるのだ。

過去ニュースでも取り上げられたが、中国産の玉ねぎを淡路産だと偽って流通させる業者があった。それほど、そのブランド価値は良いのだ。だが、本物の淡路の玉ねぎを食べられているのか?疑念を抱かせる出来事となった。

ならば、本物の淡路の玉ねぎを信頼できる所で、・・・それも時期がごく限られた早生を採れたて旬で食べてみたいと思わないか。

農家で作られる作物の収穫は一度に全て終わらせなければならない。しかし、広大な農地で採れる作物をその瞬間に全て一般消費者に販売することは不可能だ。だからある程度保管できるものであれば冷蔵倉庫を別に用意して貯蔵するか、それとも全て買い取ってくれるJAに収めるか・・・。勿論前者は保管コストがバカにならないだけでなく、販売流通の窓口も自社で持たなければならないし、後者であれば小売価格より安く販売しなければならない。さらに、どちらも出荷する為の梱包資材費用や人件費がかかる為、収穫量等によって安くしか販売できない商品が出来てしまった場合は、たとえ品質に問題がなくても廃棄という形をとらざる得ない事がある。

そこで、本物の旬の食材を一番美味しい状態で食べられる収穫祭イベントとeスポーツの組みわせは如何だろうか?

淡路在住プロゲーマーさんとその交友関係者を中心に、玉ねぎ農家近辺でeスポーツを開催し、そこに参加するプレイヤーや視聴者の方々に美味しい玉ねぎを味わって頂く。また、優勝者にはとれたての玉ねぎが授与される。なんだったら収穫のお手伝いもみんなでやり、一緒に温泉に入りに行る。彼だからこそできるイベントになるのではないだろうか。友達の家に遊びに行ってゲームする感覚だ。タイトルは勿論彼のプレイするゲームを採用するが、ファーミングシミュレーター等、親和性の高い種目があっても良いかもしれない。

協力者として必要だと思うのは、玉ねぎを調理するブース出展者である。最初は自分たちでバーベキューのような食べ方で良いとは思うが、オニオンスープやオニオンリング、ハンバーガーやパイ、ケーキ等バラエティがあるとグルメフェスとしての魅力もあり、eスポーツに興味のない層がeスポーツに興味を持つきっかけにもなるのではないだろうか。

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