見出し画像

人の温かさ。

私が好きな詩の一つに俵万智さんの

寒いねと話しかければ
寒いねと答える人のいるあたたかさ という詩があります。

私はたぶん、普通の人より
人のいい面も悪い面も見てきているほうだと思います。
正直な事を言うと未だに女の人は怖いです。

うつ病と診断され
私の場合は、不仲の母親と女の裏面を見続けたせいで
女性が原因のうつ病に近く、
女医さんのいる精神科に紹介状を書いてもらいました。

それが…いけない。
まず、正常だと思って今まで生きてきていたし
精神科というものは人生の負け組がいくもの。
私の中でその思いが強く、行きたくなかった。
自分が失敗作なんだなあと思い知らされそうだから。

あと、それ以上に大きかったのが
自分の迷ってること、怖いことを
当の怖いものである女の人、女医さんに
打ち解けなければいけないという事。
これが何よりの難題でした。

正直に結論から述べると
私は女医さんのいる精神科にも普通の精神科にも
いけていません。
というより女医さんが怖すぎて
うつ病診断されたことなんてどうでもいいくらい
今までの性格に戻ることができました。

だから、克服せず逃げてしまった分
今でも女の人はすごく怖いです。

仕事と割り切ればうまくいくのですが、
プライベートとなると
自分の心を正常に保つ何かがないので
すぐにでもその場を逃げ出したくなる…そんな感覚です。

あと、ちなみに
男性恐怖症、女性恐怖症というものは
異性に抱く恐怖症は多いらしいですが、
同性に抱く恐怖症はあまり多くないようです。
ちょっとした雑談程度に…。

うつ病になるほどなので
当時はすごく女の人も男の人も
人間自体を信じることがあほくさく感じていました。

きっと何かしら
大切な人に痛みを与えられたことがある人なら
共感してもらえる思いだと思います。
それだけ、苦しんでいるのは
それは心の体のヘルプなのだから
ほんの少し逃げてもいいんじゃないのかな、と私は思います。

生きていくのには正解がないので
特に難しいのですが、
どれも間違ってなくて、迷うことに意味があって
それはきっと何年後かの貴方の人生の正解のツールだと…
そんな感じでゆるく見つめてほしいです。

人が大嫌いだった私が
副業でしている接客業を趣味だと思えるように
周りの環境ってすごく大事なんです。
悪い人たちに囲まれている状況じゃ
これって気づくのはすごく難しいんです。
人は大人数の意見の方に傾くから。
大人数の意見が正しいのでは?と私たちは潜在意識の中で
刷り込まれながら生きてきているので
仕方ないし、それが当然の事なのです。
赤信号では、信号を守って
青になるまで渡らない。それと同じです。

遅刻しそうだから
赤だけど渡っちゃった。
そんなこともありますよね?
この場合の正解は遅刻しないこと。それが目的。
必ずしも周りの正解に合わせる必要もないと思うんです。
人間関係はそれにプラス人の思考が組み合わされるので
もっともっと答えなんて存在しないうえに
その人の持っている雰囲気やなんなら声質によっても
人の意見なんてコロコロ変わるんです。
大人数の意見が正しい、なんてそんな方程式ないんです。

だからこそ、自分の感情、どうおもったか
あぁ、これ嫌なんだな
そんな小さなことでも大丈夫です。

少しだけ向き合ってみてください。
あと、当時の私にいうなれば
他人に合わせられない私って社会不適合者なんだな
ううん、違う。
自分の目で人を見ようとしているんだから
自分はどうなりたいかってことがわかっている証拠。

仕事とか家族とか
どうしてもかかわらないといけない人たちはいると思います。
でもね、プライベートまで我慢する必要はないの。

家族は切れない縁だけど(基本的に)
私も切りたくて切りたくて仕方のない母も
血がつながっている。
それもすごく嫌な事の一つなのだけど。

嫌な環境は逃げてしまうのも一つの手段。

どこかに、自分と合う人がいるはずだから。

十人十色。
ありきたりな事だけど、十人いれば十人の人格がある。
その中で合う人が一人いるかもしれないしいないかもしれない。
けどね、100人、1000人の中にはどこかで合う人があると思います。
まだ見つかっていないだけ。

ちなみに100人いるから10個の思想かと問われると
10でも100でもなく120くらいのものを想定してた方が
きっと楽に生きれると思います。
沢山のテンプレートがありまくるから、
どこかで合うものを見つけるのも難しい話なんです。

きっとどこかにいるはずなので、
いなかったら一緒に探してみることから始めてみましょ?

寒いときに寒いねと返してくれる
気の合う人を。

そしたらいつの間にか人を好きになれると思うから。
弱った心をいやせるのも
人しかいないのだから。

辛いけど、ほんの少し明日を生きてみたら
どこかに幸せは転がっている…そう思った方が
人生ラッキーでしょ?
宝さがしみたいで楽しそうじゃん。

ちなみにプールでする宝探しゲームは
めちゃくちゃ嫌いだった。今でも。
ゴーグルつけてても水中で目を開ける意味が分からない。

そんな感じですが、
見ていただきありがとうございます。

ササノハ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?