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#23 『教えてスケ管』番外編

イベントから1週間経った&先日新刊の発送が終わり、
何となくひと段落したので番外編である。

つまり今日はただの日記ではない。
イベントで出した新刊の後書きの番外編である。

イベントの存在自体は一年近く前から知っていた。
去年は体調がかなり悪く、紙本祭のサークル参加をキャンセルしたり、
とにかく全ての創作活動をリセットしていた時期だったので、
諸々ご迷惑をかけた主催様には頭が上がらない。
本当は4月のイベントにも参加しようと思っていたのだが、
その周辺でどうしても外せない用事があり不参加。
今回のイベントになんとか参加しようとしていたのは、
御恩を返したかった、という気持ちも実はある。

オンリーイベントで見えるのは各々の執着である。
色々なジャンルがある中で、そのジャンルに並々ならぬ執念を持った人が集まる場所である。
今回の内容なんて、それぞれ捉え方も何もかも違うものであるが、
執念だけはものすごい熱量のテーマだった。
締切とは執着の露呈である。それがテーマなのだ、あとは語るまじ。
愉快な新刊が出来上がるのもまあ当然なのである。

自分は今、就活という個性を殺した活動をしている。
おそらく社会人になれば、表立った個性は殺さざるを得ないであろう。
だが個性を守りたいという気持ちはおそらく人の数百倍はあるので、
なんらかの形で露呈するであろう"世間的に宜しくない"個性を文章に残しているつもりだ。
果たしてこれがどこへ向かうのか、そして締切への考え方にどういう影響を与えるのか、
このイベントはできれば定期的に開催されてほしいし定期的に新刊を出したいと思うのだ。

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