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あひ見ての後の心にくらぶればむかしは物をおもはざりけり 権中納言敦忠 麤譯:昧旦求衣去,傾…
契きなかたみに袖をしぼりつ々末の松山なみこさじとは 清原元輔 麤譯:盟心如有二,海漫末松山…
誰をかもしる人にせむ高砂の松もむかしのともならなくに 藤原興風 麤譯:俛仰驚衰境,舊交漸已…
久堅のひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ 紀友則 麤譯:春光無限好,永日只逍遙。…
朝朗有明の月と見るまでに芳野の里にふれるしら雪 坂上是則 麤譯:夜眠芳野里,曉夢幽窗起。白…
有明のつれなくみえし別より暁ばかりうきものはなし 壬生忠岑 麤譯:把臂哽無語,春風悲早發。…
心あてにおらばやおらむ初霜のをきまどはせるしらぎくの花 凡河内躬恒 麤譯:懷心採瓊蕊,晶彩盍收耶。野外霜初落,潔欺陶令花。