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桜が咲いて、そして散って。

※366日間チャレンジ、103日目。

今年も桜が散っていくのを、なんだか不思議な気持ちで見ている。
花が咲いて、そして散っていく、ただそれだけなのに、なんだか寂しい気持ちになるのが不思議だ。

桜の花が咲いたら、あっという間に散る、ということを、体験的に知っている。
知っているはずなのに、いざその場面が目の前に現れると、何度でも寂しくなってしまう、このことがすごく不思議だ。

卒業シーズンに感じる、自分が卒業するわけでも無いのに妙に感傷的になるのも不思議だし、誰かの結婚やお子さんのご誕生など、自分のことじゃ無いのに嬉しい気持ちになる。

この、感情とか、感傷、心の動きってやつが、すごく不思議だ。
自分のことじゃないのに感じる、動く、この感情ってやつが。

自分の体のことだったらわかる。
痛いとか、暑い寒い、かゆい、などなど、原因がはっきりしているから。
それなのに、自分のことじゃ無いのに、なんでだか心が動く。

桜が咲いた、そして散った、そのことで動く、この心ってやつが、
どうにも不思議だ。

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