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『人事面接』というものに対するイメージ

※366日間チャレンジ、150日目。

私は、転職ストーリーにも書いたけれど、いわゆる大企業の正社員というのになったことがない。

だから、『人事面接』というものに対して、あまりプラスのイメージを持っていない。

私が受けたことのある人事面接は、契約社員や派遣社員、嘱託職員といった非正規雇用のものばかりだ。大体は、

  • 職場で何か問題がないか聞かれる(当たり障りのないことを答える)

  • 今後も勤め続けるか聞かれる(ぜひ勤めさせていただきたいです、と答える)

みたいな、通り一遍のテンプレ的なもので、『相談』とかいうものではなかった。
自分のキャリアアップや、職場でのパフォーマンスの向上など、自分の人間性が上がるようなことなど何も期待されていなかったし、そのためのプログラムなど無かった。
正社員だった頃(1990年代初頭)には、そもそも人事面接なんて無かった。あるとしたら採用時だけだ。

自分が勤めているところの、正社員さんたちが、キャリア研修なるものを受けたり、年度の節目に『今季の勤務での目標』などを提出しているのをわき目で見ながら、なんだか羨ましい気持ちになっていた。

私だって、キャリアを磨いていきたいのに。
もっといろんなこと、出来るようになりたいのに。

非正規雇用の職員には、そのような機会は用意されていなかった。

今、個人事業主として仕事をさせていただいていて、今後も楽しく自信を持って仕事を続けていくためには、技術を磨くとか、もっと何かできるようになるとかして、自分のキャリアを磨き上げていく、鍛え直していくこと、いわゆる最近の言葉で言えば『リスキリング』が必要不可欠だと思うようになった。

自分でお金を払って、そのような場に飛び込んでいく。
学びなどの本質的なもの以外にも、コミュニケーションで気を使ったり、慣れない環境に戸惑ったりして、ストレスも多いけれど、いくつになっても、新しいことを学べたり、自分の成長につながっていると実感できることを身につけていくのは、とても楽しい。

そして思う。

みんな、どうしているのかな。

こうやって自分を鍛えること、みんな、どれだけやってるのかな。
そういう情報、どこから持ってくるのかな。

高額な起業塾に入って無理やり億女とか目指すことを強要されたりしていないかな。
投資詐欺にひっかかって騙されたりしていないかな。
リスペクトのない扱いを受けて悔し泣きしたりしていないかな。

みんな、どうしているのかな。

同世代のみんな、キャリアアップ、リスキリング、一体どうやってる?

だから、時々聞くような、
『社員の一人一人に寄り添って、キャリアについて相談に乗る人事面接』なんてものは、私にとっては都市伝説並みに実感できないものだ。

そんなことしてくれる会社、この世に存在するの・・・?
そんな人事さんがいる会社、あるの・・・?

転職や就職、求職の際の、ひどく見下されたような雑な扱いを受けるという話なら、自分や家族の体験も含めて、たくさん知っているけれど。

トップ画像は、今日の神田明神の狛犬さん。
「高みを目指して頑張りたいけど、その道の険しさに呆然としている私」の表情のイメージ。

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