日本のビジネスマンが政治を語らなくなって約30年

日本の没落が始まって約30年。バブルで浮かれ弾けた後、安い物ばかり求めてしまう日本人に原因の一つがあるし、日本の半導体事業を潰し、OS等ソフトウェアの権利を強引に奪った、再び日本人の脅威から逃れるためになりふり構わず日本を削ぎまくったアメリカのせいでもある。

という壮大なテーマをこれ以上語るほどの知識も見識も無いので、もう少し身近な話題にする(笑)。

約30年前頃かな。日本のビジネスマンが職場の同僚達と政治や歴史を語らなくなった。会社からそれとなく禁止されたところも多かったはずである。このことが日本人が世界で益々戦えなくなった要因ではないかと最近感じる。政治を語らない→政治を知らない→歴史を知らない→国際問題が理解できない→国際情勢を知らない→グローバル企業と戦えないどころか相手にもされない・・・・とかなり強引に悪影響を考えた。後は日本は好きだが日本人としての誇りが無い・分からない人達が増えた。その結果アメリカや中国の罠に落ちやすいし、罠に落ちても自分が儲けるなら別にいいやという発想になる。会社で政治の話をしないようになったのは何故なのか?どこからかの指導だったのか?いつから始まったたのか?等良くは分からない。しかしGAFAMや欧米の製薬会社にごっそりお金を渡しても、100均の店で沢山買って「これが100円なんて安い!」と結局中国にお金をどんどん落としても何も感じない国民になってしまった。
私もGAFAMと100均の世話になっているから皆と一緒だが(笑)。

最近会社で政治の話題が出るのは特定の政党を応援している(せざるを得ない)支援団体となっているところぐらいだろうか?自分ところはそんな会社ではないので、余計に政治の話題は、自分で出さない限り全く聞かなくなった。私自身はずっと無党派で無宗教的(先祖を敬うだけの仏教)だし、今後も直接政治に関わりたいとは思っていない。ただ他の先進国のビジネスマン並みの知識を付けたいと思っている。

そう気づいたのが7,8年前当たり。元々興味があった国際政治を勉強し始めた。まずとりかかったのは、「地政学」の本を何冊を読んだ。偏らないよう複数の作者の本。地政学は事実上日本では排除された学問であるが、本来ならこれを知らないと世界情勢が理解できないし、その結果国内問題も理解しずらくなる。よって歴史と政治を少しでも知りたいと思う人にはお勧めである。ただ男性が好戦的になる恐れがある学問でもあるので、そうならないように意識すべきだ(笑)。

いつも通り文章がめちゃくちゃなので箇条書きにしてみた
・ビジネスマンが政治と歴史を議論しないから益々疎くなる。
・だから、国際情勢が理解できない。
・すると、国内問題が理解できないから国内問題も理解できない。
・そのためバイアスかかりまくりのテレビを鵜呑みにする。
・そのため世界と戦えない、損得勘定で生きる、海外にお金がじゃんじゃん流れても他人事の国民性ができあがる。
・その結果、国際競争力が下がるし、海外企業に楽々とお金も土地も技術も持っていかれる。
・貧乏になるしかない、子供が減るしか無い、田舎は崩壊寸前の状態が今。
★政治と歴史を勉強したいならまず地政学を学ぶと良い。但し急にのめり込まずにフラットな意識で。

さて、今後こういった話を深堀していくか否か悩みどころ。しかし国際情勢が理解できない大人が多過ぎることの改善に、少しだけでも役立ちたい。


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