ガストで自意識が行ったり来たり

11時ごろ、まだ昼時には早い時間帯にガストへ入店。
空いているので自由に席を確保して良い旨の貼り紙があったのだが、私の時だけ店員から「お好きな席へどうぞ」と声掛けがなかった気がする。「いらっしゃいませ」も言われてなくない？みんなには言ってるのに。
俺が陰キャだからか？

まぁガストって基本人との触れ合いが無いのが良いところだから……と自分を鎮める。
しかしながらこのガスト、店員が和やかにコミュニケーションをよく取っている印象が根付いているので、思わず体に緊張が走った。出る幕早々、知らずの内に私はなにか掟を破ってしまったのだろうか？拝啓、母上殿。こんなところで村八分の気持ちになってます。

そんな歓迎ムードとは逆を行く中、サラダうどん・麺1.5倍を頼む。前回普通のを頼んだ際に「足らないねぇ……」と腹の虫がまだ切ない声を上げていたことを聞き逃してはいなかったから。
注文も決済も何から何までタブレットで出来るので人の温かみなど無い環境がさ、良いよね。温かいのは室温だけで結構つってね。この場限りの関係と割り切れる場所。ワンナイトと一緒。私のことなど誰も覚えていなくていい。
なのに冒頭で文句垂れてすいません。普段は隠れて人の温かみを求める活動をしています。

メシが来たぞー！
ガストってねこちゃんのロボットが注文の品を運んでくるのは可愛くて癒されるのだが、メシを受け取った後が照れ臭くて振る舞いに困る。

サラダうどんを目の前にした。
「そんな腹減ってねえな……」
後悔。絶望。求: 普通〜泣

サラダうどん頼んどいてなんだけどサラダ嫌いなんだよな。
基本的に私はレタスヘイターなので、レタスが主人公面してる時点で怒りの炎がメラメラと燃え盛っている。
レタスのサラダを食べる行為が人生で一番お手軽な苦行ですわ。
でもあえてコンビニでレタスのサンドイッチ買っちゃう時とかある。何でだろうね。

サラダうどんは、うどんの上に乗っかってるレタスを討伐してから本番のメシが始まると思っている。レタスもちゃんと食べてるので安心してください。
ついでににんじんも嫌いで、サラダうどんには細けぇ〜にんじんが散らばっているのだが、
そいつはキリがないし他の味で誤魔化せるので許してやってる。感謝しろよ。

そもそもサラダうどんを頼む理由は、
味が好みなのとオクラなどでネバついてるのとうどんにコシがあるから。
うどんのコシといえば名古屋の味噌煮込みうどんの麺には驚かされたな。これ一瞬でも火通ってんですか？というくらい硬ってぇ硬ってぇ。
その時一緒にいた母もきっと同じこと考えてたと思う。顔を見ればわかる。いや逆にそんなことなど既知で私を試していたのか？
昨日知ったけど味噌煮込みうどんの麺ってそういうものらしい。へぇ、これが名古屋の"正解"ね……。(失敗麺だと思ってました。謝罪)

ゴリラの交尾動画観てる時と同じ顔でうどんをクチャクチャやっていたら、素敵な女性と見受けられる方にかなり怪訝な表情を向けられてしまった。chu!エッチなこと考えててごめん。

何故アチアチエッチな事を考えていたかというと、
寒いから。
焼肉のシメに冷麺と烏龍茶をかっ込んだ時以上に私の体はクールダウンを超越した寒さを感じていた。
外は気温が低い＋今日薄着すぎた＋冷たいサラダうどん＋冷たい飲み物というコンボを決めてしまった。
可哀想すぎりゅ😢あったかいミルクティー飲もうね。ドリンクバーって何杯からが"聖域"ですか？

信じられないことにうどんは完食した。

ごちそうさまでした。