驚愕の青々しさ!お届けするのは、学校給食へ有機野菜の普及活動をされている篠山自然派さんの野菜
前回はお米について、お届けしましたので、今回はお野菜についてお届けしします。(読了目安2~3分程度)
野菜を育てるのって難しい。
というのが私の農業の印象です。
というのも、この仕事に関わるにあたって、野菜を育てた経験を思い返していると、なんと一番最近で自分が小学生のころでした!笑
生活科でミニトマトを植えて収穫した時のことです。与えられた土と肥料と小さな植木鉢に種を植え、水をやり、「葉が出た!」「実った!」「赤くなった!」と思ったらあっという間に虫に食べられました。そして数少なく形の悪い実を収穫して食べても、「自分が育てたから」という気持ちがありながら、感動するほどうまい!かというと、残念ながらそうでもない。。。ということを覚えています。
今は「野菜はスーパーか八百屋で買うもの。」です。野菜を育てることに苦手意識が芽生えたのは、その経験もあるかもしれません。しかし、よく考えてみると、農作物が売り物になるまでに、様々な研究して、どんな気候でも綺麗な色・形、出荷して収益を得るまでの量産をしようと思うと、「完全に無農薬で作物を育てるって、めちゃくちゃ難しいやん」ということに改めて気づいたのです。
農薬って何のため??
農薬は、害虫や雑草、病原菌などから作物を守り、収穫量を安定させるために使用されます。また、品種改良や栽培技術の進化により、四季を通じて様々な種類の野菜や果物が供給され、味や品質も改良されてきました。これらの進歩には農薬の使用も含まれていることがありますが、品種改良自体が農薬使用の減少に寄与する場合もあります。例えば、病気に強い品種を作出することで、病害への抵抗性を高め、農薬使用量を減らすことが可能です。
しかし、農薬が環境や人間の健康に与える潜在的な影響も指摘されています。確かに、食品の安全性に関する認識が高まる中で、農薬の使用とその 影響に関する情報は日々更新されていて、過去に安全とされていた農薬が再評価されるケースも少なくありません。
これに対し、無農薬や有機農業といった農法は自然由来の資材を使用し、化学農薬の使用を極力抑えるか、全く使用しないよう努めています。
食べたらわかる。有機野菜のチカラ
丹波篠山で働いていたころ、丹波篠山自然派さんのお野菜を教えていただき、購入しました。届いたお野菜のなんと色の濃いこと!人参に葉がついていて、その葉っぱもピンっとたって、人参のオレンジとのコントラストが美しいほどです。「人参の葉は天ぷらにすると美味しいですよ~」と、作った方と直接お話できるのもうれしいポイントです。葉類のお野菜は数日冷蔵庫にいれておいても、ぜんぜんしなっとなりませんでした。お野菜の色が濃いのは栄養価が高い証拠です。サラダや蒸し野菜にするだけで、食卓が鮮やかになりました。
有機無農薬のお野菜を学校給食へ
篠山自然派さんは、このお野菜たちを学校給食に普及したいと活動されています。しかし、立ちはだかるのが学校給食の野菜の「サイズ規格」
機械で皮むきや切る作業を行う学校給食では、規格外の野菜を受け入れてもらえません。しかし、自然派さんのお野菜は自然の力を借りて育てられるので、サイズや形がばらばら。規格外のお野菜の行く道がなければ、学校給食への普及ができません。
そこで「さとえ~る便」では、規格外となってしまうサイズの有機野菜を皆さまにお届けします。サイズが少し規格外なだけで、味は格別です。ご自宅で美味しく頂いていただける方が増加することで、学校給食へのオーガニック野菜の普及拡大が図られます。
このお野菜たちはどんなふうに育てられているのでしょうか。
学校給食に有機野菜を取り入れたいという生産者さんの想いとは??
実際に篠山自然派に取材に行ってみますので、次回記事をお楽しみにお待ちください!
食卓から支える里山の未来
お米とオーガニック野菜の定期便「篠来たる」
丹波篠山の清らかな源流で育った美味しいお米と、自然の恵みが凝縮されたオーガニック野菜を、生産者の想いと共に皆さまの食卓へお届けする定期便「篠来たる」の詳細はこちら。
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