見出し画像

みんなで遠くへ行く技術 - 内省とコンフリクト解消(もくじページ)

私家版ビジネスフレームワーク読本」と名付けたマガジンは、自分が発明した(あるいは、自分流にカスタマイズした)フレームワークを記録として残しておくためのものでした。だから網羅性もないし、連続性もありません。でも、続けるうちに、「これはひとつのテーマにくくれるな」と気づいて、途中からはオーガナイズされた最終形をイメージするようになりました。そのテーマは「みんなで遠くへ行く技術」です。

ビジネスパーソンが好んで引用するアフリカのことわざに「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. 」という言葉があります。しかしこの「go far, go together.」は、そのシンプルな言い回しほどには簡単ではないわけですよね。というか、すごく難しい。だから仕事に関わる技術は、ほとんどが「みんなで遠くへ行く技術」といえるんじゃないかと。なかでも、マネージャーがすべき仕事というのは、つまりところ以下のふたつに尽きるのではないかと思っています。

一、メンバーが普段の仕事から離れて、立ち止まって内省を行うための時間をデザインする。ときには長い休みをとらせる。自分のプライベートを開示し将来についての対話を行う。

一、メンバーが当事者となった組織間のコンフリクト解消を率先して行う。また、自分が支援をできない分だけ、メンバーが人間関係を作っていくための環境をデザインすることに知恵と時間を使う。

というわけで、このようなテーマを意識して整理したのが以下のもくじです。

繰り返しになりますが、網羅性や連続性はありません。それぞれのフレームワークを読むにあたってのコンテクストを示しただけですので、もし興味をもっていただけるものがあれば、好きに読んで使っていただければ幸いです。

はじめに

マネージャーにはできないこと、マネージャーにしかできないこと

内省編

宿題・課題・ジャンプ台
業務内オペレーション率
ライフイベントとストレス度
Your High Standard
見えやすい窓

コンフリクト解消編

商店街トラック理論
コミュニケーションの未完了
DACI
感情駆動ドキュメント
A地点からB地点へ

おわりに

ブリコラージュとベストプラクティス


ちなみに、上記のテーマからはみでるようなフレームワーク、たとえば「アイデアの作り方」や「面接の方法」などは、このテーマとは別に、気が向いたらアウトプットしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?