pure

窓の外猫みたいな声聞こえても僕は寝ている目を開けながら


盛り上がるリズムは泥を押しのけて会社の隅でフリスク振る


受話器からおやすみの電子音聞き嫌いなところ数える5月


溺れてるけれどあったかい幸せで薪を割る手をふやかしていく


遠回りするときの虚はあのピアスホールに似ている夏は白くなってる


道端に軍手を落とす仕事です 電柱はずっと黙ったままです


ささくれができる理由は分からない水曜日だけどなんか楽しい


階段の大きな陰で一呼吸している僕を越してく馬鹿達


夢・希望・友情の漫画 週一で来るメールだけで生きていけるよ


しかし、まだ荒野の中で立ち尽くし海を見つけられないでいる

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