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自動化家電に60万円課金して家事を滅ぼした話。


ある人は言った、


我々は歴史的転換点を迎えている。
人類はとうとう家事労働の殲滅に成功しようとしているのだ。


リ〇ネル風の丁寧な暮らしなんてしている場合ではない。
憎き家事を殲滅せよ。
人類が積み重ねてきた英知の結集である最新家電を買い揃え物理で制圧するのだ。

このnoteでは、ちょうど1年ほど前に書いた以下記事のアップデート含め、家事絶対自動化するマンの僕が実際に買って大正解だった自動化家電だけをその活用方法と共に記載していく。



結論、買うのは5つで良い。

家事を消滅させるのは簡単である。

以下のたった二つの手順を行うだけだ。

●手順1 : 60万円ほど握りしめる
●手順2 : 自動化家電を5つ買い漁る


60万…こいつ頭が湧いているのでは?と思わず読み進めて欲しい。

至って真面目に書いている。本気で家事をなくすに初期投資がかかるが、一度払ってしまえば圧倒的自堕落ライフを送ることができる。

ただし、闇雲に便利そうなものを買う必要はない。
効果が高い施策の鉄則は大通りに施策を打つこと。(by Hikaru Kashida)
そして、家事における大通りとは洗濯炊事掃除である。

僕が1年前に似たようなnoteを書きながら、今回改めてまとめなおそうとしている理由は、結局のところ、買うべき自動化家電は5つで良いと改めて感じたからである。

ということで、結論は以下リストが全てである。60万円を握りしめ右側に書かれている5つの家電を買い集めれば念願の自堕落生活が手に入る。

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ということで、以下にその5点を書いていく。


①食洗機 (デカいやつ)

家事自動化の一丁目一番地はなにかと聞かれれば、皿洗いと僕は答える。

その時間的拘束に加え、プラスを生み出す喜びがある料理に比べ、ただプラマイゼロに戻すだけの皿洗いは心理的苦痛も極めて大きい単調作業だからである。

ということで、食洗機は最も最初に購入すべき自動化家電である。

ちなみに我が家は昨年までタンクタイプの小型食洗器(12点)を使用しており、これをパナソニックの大型食洗器(40点)に切り替えたのだが、食洗器は圧倒的にデカいは正義と学んだ。

庫内スペース気にせずどんどん食器をブチ込めることがこれほどストレスフリーとは。これから購入検討する人は、とりあえず食器40点くらい入る大型食洗器をオススメします。


ここまで言うと、

「けど、大きい食洗器置くスペースがなくて…」

という方が出てくると思うが、


答えは僕らのDIOが教えてくれる。



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そう。

コンロが広いではないか



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そう、コンロは広いのだ。

自動化をすすめていくと「調理をヘルシオとホットクックで行う → フライパンと鍋を使わなくなる → コンロのスペースが要らなくなる」という感じでコンロは実はデッドスペースになるのである。

心の中のリトルDIOの声に従いにデッドスペースことコンロに食洗器を置けば全て解決する。



②ヘルシオ (2段調理タイプ)


あのさぁ…


「まだフライパンで消耗してるの?」


こんな古の情報商材構文で煽らないといけないのも無理はない。

メソポタミア文明の時代から「金属 + 伝導熱」というフライパンの本質は進化していないからだ。

フライパンでの伝導熱調理をしている限りは、
・焦げやすい (=キッチンから離れられない)
・均一加熱が難しい (=美味しくなりづらい)
という課題はその原理上解決ができない。

これに対する解決策は既に圧倒的ファイナルアンサーがでている。フライパンを捨ててヘルシオを買うことだ。


ヘルシオはマジで優秀な自動調理器である。

肉も魚も野菜も、冷凍も冷蔵も常温も、気にせず適当に並べて塩をふり「まかせて調理」のボタンを押して放っておけばなぜか良い感じに仕上げてくれる。


フライパンでできる調理方法である「焼く」「炒める」「蒸す」「揚げる」の4つはヘルシオで自動化可能だ。料理のバリエーションとしてはこれ1台でほぼ全て対応できる。

我が家もヘルシオ導入以降ほぼフライパンの出番は消え、食材並べる→スイッチ押すのルーティンを毎日繰り返している。料理にかかる時間は食材を切る工程くらいでめちゃくちゃ楽になっている。

ちなみに最新モデルの2段タイプを買うと「主菜を焼き、副菜は蒸し」とか「主菜副菜を炒め、一緒に米を炊く」とかバリエーションが広がる。我が家は2段買うつもりが型番間違えで1段買うという致命的ミスをしたが、買うなら高くても最新モデルの2段がオススメ。


③ホットクック


「まだ鍋で消耗して…(略


フライパンを代替えするがヘルシオだとしたら、鍋を代替えするのがホットクックである。

ホットクックの優秀さはググればいくらでも出てくるので見て頂きたいが、ヘルシオができない「煮る」という調理方法を自動化する製品だと思ってもらえば良い。

ヘルシオとホットクックは補完し合う関係だ。
片方しかないと献立によりどうしても一部で手動調理が入ってしまうが、二つ揃うと「焼く」「炒める」「蒸す」「揚げる」「煮る」の全ての調理方法に対応できるようになるため、完全に手動調理をなくすことができる。

以下写真は我が家の明らかに高密度実装なキッチンだが、奥の2台がひたすら稼働することで手動調理一切なしの毎日を送っている。


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④洗濯乾燥機 (風アイロン付き)

洗濯&乾燥は食器洗いにかなり似ている。

基本的にはただプラスマイナスゼロに戻すだけの単調な作業だ。

そういう意味では食洗器に並び、洗濯乾燥機は自動化の効果が出やすい極めて割に合う投資だ。脳死状態で即買いした方が良い。

ただせっかく買うなら「洗濯」「乾燥」だけでなくその後の「アイロン」も自動化してしまいたい

ということで、我が家は日立のドラム洗濯機を購入した。風アイロンというしわ取り機能が優秀だからだ。

カジュアルシャツくらいならこれで十分いけるので、また一つ家事が減らせる。


⑤お掃除ロボット

もはや言うまでもないでしょう。

最近は掃除機機能とモップ掛け機能が1台で出来るタイプが結構出ているので、それが個人的にはお勧め。

この辺も脳死状態で即買いしてタイマ設定して毎日走らせましょう。(ロボット掃除機のオススメは個別にnote書いたので興味ある方は以下リンクから読んで見て下さい。)




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ということで、この5つ買っておくとほぼメジャーな家事は自動化できる。

約60万円の費用を高いと思うか安いと思うかは価値観次第だけど、僕は導入してどれもめちゃくちゃ割に合うなと思った派。
やりたくないことを減らす系の施策って、幸福の最大化には繋がらないけど、不幸の最小化には繋がるので。

よく「見えない家事が100種類くらいある」という話があり、それは間違いなく事実なんだけど、一方で大通りを潰しさえしておくと生活に占める家事の時間というのは結構劇的に減らせるので、物理(お金)で解決できるものは早いうちに物理で解決しちゃうのが良いんじゃないかなと思ったりしましたとさ。

おしまい。




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