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太ももがパンパンな人の共通点

おはようございます。佐々木譲崇です。

パーソナルトレーニングジムOne and onlyの運営をしたり、法人営業をしたり、プラットフォームHOURSの運営をしたりしています。
(プラットフォームは、今はあまり関わっていません。)

僕は仕事柄色々な身体のコンプレックスと向き合う機会があります。
それは、下っ腹が出ていたり、肩幅が広かったり、ストレートネックだったり多種多様です。
特に多いのが、「太ももを細くしたい」というご要望です。

変化をさせるときに考えなければいけないことが、どうすれば太ももが張ってしまうのかということです。
今日は、ここの部分についてお話ししていきたいとおもいます。

太ももがパンパンな人は脳が問題?


太ももがパンパンな人の特徴として、ももの前が硬いということがあります。
ももの前は、トレーニングや運動をしていなくてもパンパンに張ってくる方がいます。
筋肉がパンパンに張るときは、基本的に使いすぎが原因です。


ももの前の筋肉は、大腿四頭筋と呼ばれる筋肉で、膝を伸ばしたり足をあげたり、骨盤を前に倒したりします。

逆に働いていないももの裏の筋肉は、ハムストリングスと呼ばれる筋肉で、膝を伸ばしたり足を後ろに動かしたり、骨盤を後ろに倒したりします。

姿勢や骨格の改善をしたい方は、まず働きすぎている筋肉を緩めて働いていない筋肉を使うということを基本にして行うことをお勧めします。
もちろんこれだけだと、考える内容が少なすぎるので、もっと掘り下げる必要があります。


では、どうすればももの前が硬くなっていくのかいろんなことを複合的に考えていきます。
ここからは小難しくなります。
そもそも姿勢は、視覚情報(目から入ってくる情報)、前庭情報(頭の傾きや加速度によって入ってくる情報)、深部感覚(筋肉や皮膚、関節などからくる情報)の情報が合わさって維持されています。

日常的にデスクに座り、身体を動かす機会が少なく、外を出歩く機会が少ないとこれらの情報が乱れてしまうことに加え、肩呼吸や口呼吸をしてしまうようになります。

そうすることで、身体は危険状態と認識して緊張状態になります。
この状態になると、寝ている時も姿勢維持の筋肉が働いてしまって、寝たのに寝た感じがしないということに陥り、筋肉が疲弊していくことで、姿勢時のために他の筋肉を働かせないといけなくなります。

このような過程に加えて、早食いや便通の悪化が重なるとなおさらももの前の筋肉が使いやすい状況になります。
そのため、食事内容をきをつけることも大切ですし、目と前庭の情報を適切にすることも大切ですし、いろんな動きをすることも大切です。
(感覚が鈍い人にいきなり色んなことするとエラーが出るので、徐々に内容増やしましょう)

この他にもたくさんありますが、内部のことはここまでにして、次は外側(筋肉や関節)についてお話していきます。


太ももがパンパン人は、関節が問題?



太ももがパンパンな人は、ももの前の筋肉が硬くももの裏が働いていないという特徴があります。
特に女性がこの悩みを抱えることが多いのですが、これには訳があります。
それは、女性の骨盤がひろく、股関節のハマりが浅いということです。

骨盤が広いため、元々、股関節の内旋という内股になりやすく、股関節のハマりが浅いので、しっかり股関節のハマりをよくするために、少し腰を反る必要があります。
なので、女性の軽度な反り腰は股関節を安定するために必要ですが、これに伴って股関節の内旋という動きが入りやすくなります。
また、筋肉が少ない方は、靭帯で支えるために余計内股姿勢をとってしまいます。

この状況が常に続くと、腸腰筋と呼ばれる足を前に出す筋肉が反り腰になるために過剰に働くため、股関節のつまり感を誘発します。
そうすることで、立つときも歩く時もももの前の筋肉を使ってしまう状況になってしまいます。

ではどうすればいいのか。

それは、お腹の安定性を出した状態で股関節の動きをすることが重要です。
反り腰だけでなく、足が流れてしまう歩き方や走り方をする人は、背骨を固定させることができていません。
そのため、背骨に固定点を持ってきた状態を作ることが大切です。

その上で、股関節を安定させるトレーニングを行って、筋肉が働きやすい状況を作る。
特に、ももの裏の内側は働いていないことが多いので、念頭におきながらやりましょう。


そこまでやればあとは関節を大きく動かし、その後に重りを使って色んな動きをするとももの前のパンパン感が軽減されます。

では、僕からは以上です。




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