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こんにちは。佐々木譲崇です。

専門学校の非常勤講師をしたり、ジムやスタジオに特化したスペースシェアリングサービスHOURSの運営をしたり、日常動作改善に特化したトレーニングジムOneandonlyの運営をしたりしております。

私は、常々発信が苦手という言葉を盾に量をこなしていくということから避けてきました。
しんどいし、つらい。
そこにさく時間なんてないといういい訳ばかりを並べていました。
しかし、そんな私でもやりたいことがあります。

それは、自分がありのままでいるために、関わってくれる周りの人と楽しいことを一緒にしたり助け合ったりする環境を作りたいということです。

イメージとしては、田舎の街の関係性。
人と人との距離感が近く、誰かが困っていたら助けてあげる。
助けてもらったから、何かお返しをする。
それを呼吸するように、自然と行っている田舎に住んでいる方々のような関係性で、一緒に何かを作り上げたら絶対に面白いものが出来上がると思っています。

そのために今日から一日一回学んだこと知っていること、今日起きた出来事など発信していきたいと思います。
そんな記念すべき一回。
今日は、お客様の身体を見るときに何をベースに見ているのかについて書いていきたいと思います。

身体を見るときにベースにしていること

私が身体を見るときにベースにしていることは、3つです。
1つ目は、3つの面。
2つ目は、重心と関節の中心。
3つ目は、筋肉の働き方。
言葉にすると、小難しく感じてしまうので、一つ一つ説明していきます。

一つ目の3つの面について

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人の身体はこの3つの面に合わせて動いています。
1つ目の面は、身体を正面や真後ろから見たときを矢状面と言い、これを動きで当てはめると、手を真っ直ぐあげたり、後ろに動かしたり、足をあげたりする動きです。
2つ目の面は、身体を横から見たときを前額面と言い、これを動きで当てはめると、腕を横に動かしたり、足を広げたり、足を閉じたりする動きです。
3つ目の面は、身体を床と水平に切った時を水平面と言い、これは想像しづらいと思うのですが、MRIをした時に出てくる身体を分断した写真の時の状態です。
これを動きで当てはめると、身体を捻ったり、腕を組んだり、足を回したりする動きです。

これに重力の垂線を合わせて、身体が捻っているのか、前に倒れているのか、横に倒れているのかなどを考えています。

2つ目の重心と関節の中心について

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重心という言葉がよく使われますが、それはあるのか知っているのかというとそうではない。と思っています。
昔は、自分自身も全くわかったおらず、丹田と言っていたので。
では、どこに重心があるのかという前に、上半身と下半身で分けて考えた方が良いので、一つではなく3つで考えていきます。

まず上半身の重心が大体みぞおちあたり。
下半身は、股の下から拳一個分あたり。
それを合わせたのが、いわゆる"丹田”と言われるへその少ししたあたり。

面と同じで重力の垂線と三つの重心を合わせて動作を行うと負担が少なく、効率的な動きに繋がります。

3つ目の筋肉の働き方

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筋肉の働き方は、3つだけ。
一つ目が肘が曲がるように筋肉が縮まるように働くこと、これを短縮性収縮と言います。
二つ目が動かないように筋肉が頑張ること、これを等尺性収縮、いわゆるキープと言います。
3つ目が肘が曲がった時から筋肉が伸びていくように働くこと、これを伸張性収縮と言います。

ここで覚えて欲しいのが、伸張性収縮が一番筋肉にとって負担が大きくて、等尺性収縮が一番負担が小さいということ。
初めてやるときは、キープしながらすることが身体の負担も少なくておすすめです。

その上で考えておきたいこと

この3つを合わせて考えることができるようになると、重心よりお尻が後ろにあるから、ももの前が働く状態にあるなということが想像できるようになってきます。
その反対の筋肉は、伸ばされている状態になっているなということも想像できるようになってきます。

ここで何が言いたいのかというと、働いている筋肉は緩めてあげたほうがいいし、伸ばされている筋肉は、縮めた方がいいので、何をしたら良いのかという次の展開を考えることができます。

そのため、改善するための手段はなんでもよくて、でもなんのためにするのかというところだけはどうでもよくないなと私は思っております。

では、私からは以上です。

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