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COVID-19でsoftdeviceのオフィスはどうかわった?

2020年4月ごろから、在宅が定常化したsoftdevice。緊急事態宣言が解除されている状態でも、在宅ワークするかどうかは個人の判断に任されているので、出社するメンバーは1日に10人程度です。COVID-19流行からワクチンも普及してきた今・・・とかそんなに意味もないですが、気まぐれに振り返ってみたいと思います。

そもそもCOVID-19以前の
softdeviceの状況はどうだったのか?

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softdeviceは、3Fのスタジオ、2Fの事務・経理オフィスと打ち合わせスペース、そして2018年に作られた地下のプロトタイピングラボ、この3つのフロアで構成されています。

かつての3Fのスタジオ。(風船はただの賑やかしです)

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だれかが面白そうなことをしていると、わらわら集まってきて、こんな人だかりになることもありました。(これはipadの開封の儀の時の写真)

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誰かが見つけた面白い動画等に、周りの人たちで盛り上がる状態が波及し、人が集まりすぎて、台に乗って見るメンバーも現れるような賑わいになることもありました。いったいこの写真では何を見ているのだろう・・・

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こちらは2階のミーティングルーム。かつてはクライアントさんの打ち合わせや、週一の全体ミーティングが行われていました。

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こちらは地下のラボ。

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かつての課題は、「空気感の共有」。

もちろん当時はみんなが出社している状態でしたが、先述のとおりオフィスのスペースが3つに分かれていることによるコミュニケーションのし辛さや様子の分からなさが問題視されていて、カメラ画像とトランシーバー的な会話ができるシステムをメンバーが自作し、様子を共有していました。

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また当時はオンラインメンバーの方が少数派で、遠隔で働きながらも「オンラインでの存在感」をどう保とう?とお互いに試行錯誤していました。

用事があってつなぐのではなく、常にカメラオンでつなぎっぱなしにしていたり。

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台車に乗せて可動式にしてみたり。いろいろやっていました。

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もう一つの課題は、人や机に対する空間の狭さ。

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3Fのスタジオに人が集中することもまた、悩みでした。せっかくの安藤建築も、ぎっしり設置された机とアーロンチェアでスッキリしない見た目でした。また、メンバー同士の関わりが固定化しがちなことも問題視していて、プロジェクトを一緒にしていないメンバーとも会話が発生することを狙って「フリーアドレス」を導入していたのですが、一部社員は作業に大きなモニターが欠かせなく、結局場所が固定化してしまうというジレンマがありました。

そして訪れたCOVID-19
オンラインへのシフトで閑散としたオフィスに。

そんなソフトディバイスオフィスも、COVID-19以降大きく変化しました。在宅勤務になり、出社する人数が激減。社内の打ち合わせ、クライアントさんとの打ち合わせもほぼgoogle meet+miroを使いオンライン化しました。miro のポストイット、何枚消費したことか。(スリー○○さんの売り上げは大丈夫なんでしょうか?)
緊急事態が解除されても、会社に来るかどうかの判断は社員に任されているので、会社にいる人の数は10人前後の日が続いています。

リアル・バーチャルのハイブリットオフィスのこれから。

在宅が働き方のベースとなった当初は、この閑散としてしまったオフィスのスペースをどうにかしないとという「焦り」があったように思います。
スペースは十分にできたのだから、プロジェクトの期間を通してエリアを占有するような1プロジェクト1エリア方式が実現できるか?(イメージはideoのプロジェクトルーム)と試したりもしましたが、オンラインでのやりとりが定常化しているなか定着せず。オフィスの活用アイデアはポツポツ出ても、実行するまでの決め手に欠ける状態が続きました。
また、miroにオンラインオフィスをつくってやり取りすることも試したりもしました。

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一年近くそんな状況が続いたので、最近は焦りというよりはもっと自然な形で、オフィス空間の試行錯誤がなされているように感じます。出社メンバーは平均10人前後ですが、そんな中、何名かのほぼ毎日出社しているメンバーらが、オフィス空間をあれこれ模索し始めています。出社人数も少ないから、レイアウトの試行錯誤がやり易くもあります。

書き込み

プロジェクトの進め方も、オンライン一辺倒ではなく、キックオフだけは面直で等、効果的にリアルの機会を作ろうとする動きもあります。またワークショップも、一斉に集まることが難しい状況ではありますが、盛り上がるオフライン勢を俯瞰するオフライン勢、というように、環境を逆手にとって適切な役割をもって参加してもらうようなハイブリッドなやり方も試してきました。

また、社員同士の緩いコミュニケーションが取れない点も懸念されていて、お昼休みにオンラインで誘い合ってご飯を食べたり、仕事のチャットチャンネル以外に、緩いテーマのチャンネルをつくって雑談がしやすい状態を目指しています。

そんな状況のsoftdevice、リアルとオンラインのハイブリッドな働き方を模索しているところです。




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